がら向かいます。オーストラリアの内陸部を縦断する観光列車ザ•ガン。赤土の大地、アウトバックを疾走。はるか彼方の地平線、色彩移ろう広い空、スケールの大きな車窓風景が待っています。有名な観光地、巨大な一枚岩ウルルも紹介しま
す。パンパと呼ばれる大平原を走り、夜になると食堂車はアルゼンチン名物の肉料理を楽しむ人々で賑わいます。翌日、地平線から昇る太陽に照らされ、一杯のマテ茶で乗客たちの朝が始まります。食堂車では、パンとカフェの朝食。車窓に
くも走ってきたが、車窓に展開する風景はほとんど変わらない。どこまでも牧場や牧草地が続いている。蜃気楼が昇る地平線を見晴るかし、広大さに驚きはするが、一方でこれでもかという容赦のない連続性に呆れ、その単調さを呪いた