、なだめながら、今思えば扶沙子の手のひらで、一所懸命がんばった気がします。私には直接申しませんけど、娘たちには『名古屋ドームでパパの胴上げを見たい。もう一度胴上げを見てから死にたいね』。そんな事を言っていたみたいです。