いました。しかしそんななか、ふたりだけ例外が存在したのです。11代将軍・徳川家斉に嫁いだ「茂姫」と、13代将軍・家定に嫁いだ「天璋院・篤姫(てんしょういん・あつひめ)」です。ふたりの姫はともに薩摩の島津家という、大名家の娘。茂姫は、家斉が将