ご夫婦のパン作りで大切な部分を占めるのが「水」。この水の良し悪しが味に大きな影響を与えるんです。孝尚さんは岩木山の麓に湧き出る清水を暇をみつけて汲みに行っています。 板垣さん宅のご近所でりんご農園を営む西沢さんは、何かと夫婦の面倒をみてくれる親のような存在。パン作りの材料として使っているりんごや薪も分けてもらっています。
長月の壱
- 恵みの森で焼く夫婦パン -

今回は青森県岩木町が舞台。住人は板垣孝尚さん(58歳)、清美さん(45歳)ご夫婦です。「森の中で自然に囲まれながら素材にこだわったパンを作りたい」と、孝尚さんの故郷、青森へ大阪から移住。以来、試行錯誤しながらお2人でこだわりのパン作りを続けてきました。今ではお店のお客さんだけでなく地元の人々との交流も増え始め、一歩一歩この地での暮らしが根づいてきたようです。そうして今後、ご夫婦にはそれぞれにこの地で叶えたいささやかな夢があるのだとか…。

お客さんとしてパン屋に来店したことをきっかけに親しくなった工藤さんは、九州出身の清美さんに地元料理を教えてくれたりと、とても親切にしてくれる方です。 パンを自分でこねて焼くという体験を通して、パンのおいしさや自然の食材の大切さを知ってもらいたいと始めたパン教室。子供たちの柔軟でユニークな発想にビックリ!
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