イントロダクション
あの人気子役・鈴木福が誘拐されて泣き叫ぶ!?
『遺留捜査』新作スペシャルで上川隆也もその才能を絶賛!
初共演にもかかわらず芝居&雑談で意気投合!!
日本中を泣かせる感動の初共演! 鈴木福の涙に上川隆也の心も震えた…!!
事件現場に残された「遺留品」、被害者が残した「被害品」が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁。『遺留捜査』シリーズの主人公である刑事・糸村聡は事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う優しさと、超マイペースで空気を読まない不思議キャラで、視聴者を虜にしてきました。そんな糸村を2011年4月以降、コンスタントに演じてきた上川隆也が、約7カ月ぶりの新作となるスペシャル第4弾(2015年5月17日(日)よる9時から放送)で、なんと人気子役・鈴木福くんと初共演を果たします!
物語は、糸村も参加したパーティーの会場で、国土交通大臣の孫・光太(福くん)が何者かに誘拐されるところからスタート。状況が二転三転していく誘拐事件ですが、糸村はというと…光太が大切にしていた“黒いヒーローのフィギュア”が気になり、単独捜査を開始します。
もちろん、“泣ける刑事ドラマ”という『遺留捜査』ならではの持ち味は、今回も健在です。特に、緊張感が高まるシーンでは、上川も胸を打たれ、湧き上がる感動を抑えることができなかったそう。「福くんのお芝居に舌を巻きました。共演者、スタッフも含め、全員が福くんに完全にやられました!」と、興奮気味に撮影を振り返る上川。これに対し、福くんは「台本に難しい言葉が出てきたりして、分かんないな…と思ってたら、上川さんがセリフの中で説明してくれて、すごいなって思いました。本番前はちゃんと泣けるかなって心配したりもしたけど、上川さんたちのおかげで大丈夫でした!」とコメント。“互いにリスペクトし合う2世代の演技派俳優”が、支え合って生み出した涙、涙の名シーンは必見です!
撮影合間も息ぴったり! ラッスンゴレライや仮面ライダー・トークで盛り上がる
上川は撮影合間も、『仮面ライダードライブ』のチェイスが好きだという福くんと一緒に仮面ライダー談義で盛り上がるなど、すっかり意気投合! 8.6秒バズーカーやクマムシら、今話題のお笑い芸人の話にも花が咲き、なんと即興で「ラッスンゴレライ」など旬のネタも2人で真似していたといいます。そんな普段からの深い交流も功を奏し、芝居中のコンビネーションは終始バッチリ。時に笑いを、時に涙を誘う糸村と光太の絶妙なやりとりは、この2人だからこそ織りなすことができたと言っても過言ではありません!
ストーリー
月島中央署の刑事・糸村聡(上川隆也)はひょんなことから、国土交通大臣・長峰泰造(石橋蓮司)の古希パーティーに出席することに。会場で出会った泰造の孫・光太(鈴木福)が持っている“黒いヒーローのフィギュア”に興味を示す。その矢先、事件が起きた! 光太がトイレに行ったまま、姿を消したのだ。懸命に行方を探す糸村、そして長峰家の運転手・一ノ瀬誠(北村有起哉)。だが、見つかったのは非情にも、光太を誘拐した旨を告げる手紙だった…。
警視庁捜査一課はさっそく捜査を開始。事件発生時にパーティー会場に居合わせていた糸村も、捜査への参加を要請される。そんな中、誘拐犯が1億円もの身代金を要求してきた! だが、どういうわけか受け渡しの指定場所に、犯人は一向に現れず…!?
そのころ、月島中央署管轄内ではスーツケースに入った男の死体が発見される。と同時に、光太の誘拐事件も次から次へと思わぬ方向へ転び始める! 光太を誘拐したのは誰で、その目的は一体何なのか…。謎が謎を呼ぶ中、糸村はあるものの存在が妙に気にかかる。それは光太がお守りだと言っていた、あの“黒いヒーローのフィギュア”だった――。
誰も気に留めないフィギュアを手掛かりに、糸村は単独捜査を開始。やがて今回の誘拐事件と、7年前に起きた拳銃強奪事件および強盗殺人事件の間に、いくつかの共通点が見えてくる。そして…その奥底では、事件に関わった者たちの強い悲しみと愛情が渦巻いていた…。
<ゲスト>
- 一ノ瀬誠(いちのせ・まこと) ……… 北村有起哉
- 国土交通大臣・長峰泰造の運転手。6年前から長峰家で働き始めた。どうやら警視庁捜査一課の刑事・宮下晴彦(螢雪次朗)と面識があるようだが…!?
- 長峰光太(ながみね・こうた) ……… 鈴木福
- 国土交通大臣・長峰泰造の孫。ある事情から、祖父のもとで暮らしている。両親にもらったという“黒いヒーローのフィギュア”をお守りとして、どこに行く時も携帯している。
キャスト
- 糸村 聡(月島中央署刑事) ……… 上川隆也
- 水沢響子(月島中央署刑事課課長) ……… 斉藤由貴
- 仙堂卓巳(月島中央署刑事) ……… 正名僕蔵
- 遠山修介(月島中央署刑事) ……… 眞島秀和
- 横山恵一(月島中央署刑事) ……… 波岡一喜
- 村木 繁(科学捜査研究所係官) ……… 甲本雅裕
- 森田宗介(月島中央署刑事) ……… 西村雅彦
- 東 孝彦(月島中央署署長) ……… 三宅裕司
コメント
- 上川隆也 コメント
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前作から間が空いたという感覚すら希薄なまま、いつものように、ごく自然に糸村が目を覚まし、クランクインの日を迎えました。福くんとは初共演なんですが、改めてすごい役者さんだと思いました。緊張なんて微塵も感じられませんし、“同じステージに立つ役者同士”として自然に相対することができました。特に、緊張感が高まるシーンでは舌を巻きました。共演者、スタッフも含め、全員が福くんに完全にやられました。 ふと周囲を見回すと、エキストラの方々も胸を打たれていて……。現場の人間全員がこんなにも1人の役者に感情を持っていかれるなんて、なかなかないことです。 また、福くんは撮影合間に笑いながら雑談をしていても、本番に入った瞬間にくるっと役に戻れるんです。感情の切り替えもちゃんとできていて、「ほぅ…!」と舌を巻くことしきりでした。今後、年齢を重ねるに従い、どんな演技を見せてくれるのか。そのうち声変わりしたら、また違った感慨も生まれるでしょうし、いつか必ずまたご一緒してみたいです。
今回の糸村は基本的には通常営業でありながらも、これまでのシリーズと比べ、何故か捜査により色濃く首を突っ込んでいきます。それが、彼の立ち振る舞いにもつながって、今までにない遺留捜査が出来上がった、と思います。子どもながらに、きっといろんなことが見えているのに、それを心の中に閉じ込めておかなければならない光太くん。そして、大人なのにどこか子どものような糸村。2人のコントラストが色よく画面に表れてくれればいいな、と思います。 - 鈴木福 コメント
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台本をもらった時から、お母さんと「すっごくいい話だから頑張らなきゃ!」って言ってました。すっごく大きい大臣のパーティーのシーンから撮影が始まったから、初日は結構緊張したけど、上川さんが(撮影合間に)お話してくれたので、すごく楽しかったです。上川さんは長ゼリフも間違えずにスラスラ言うし、本当にお話してくれるようにセリフを言うので、すごいなって思います。あと、本当に優しいです! 台本に難しい言葉が出てきたりして、分かんないな…と思ってたら、上川さんがセリフの中で説明してくれて、すごいなって思いました。本番前はちゃんと泣けるかなって心配したりもしたけど、上川さんたちのおかげで大丈夫でした! このシーンは皆さんにぜひ見てほしいです。
あと、僕は今回、剣道にも初めて挑戦して、すごく頑張りました。本格的に習いたいなって思うくらい楽しかったので、剣道のシーンも見てほしいです!
――光太にとってのフィギュアのように、福くんが持っていると安心するアイテムは?
現場に持っていくリュックは、どこにでも絶対持っていきたい! 友達と遊ぶゲームや、ずっとコレクションしてきたカードも全部入ってるから。盗まれたらどうしようって心配だし、ちょっと距離を置くだけでもヤダ(笑)! - 三輪祐見子(テレビ朝日ゼネラルプロデューサー) コメント
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遺留捜査のスペシャル第4弾です!上川さん演じる糸村刑事が、10歳の男の子の誘拐事件を捜査してゆきます。その男の子役を鈴木福くんにお願いしました。
もともと、遺留捜査の糸村刑事のキャラクターは、自分の好奇心に忠実で、オトナの事情なんかおかまいなしな「小学校5年生」を意識して作っていました。
そんな糸村なので、福くん演じる大臣の息子ともすぐに意気投合。仲間意識が芽生えてきて…そんな折、事件が発生してしまいます。
上川さんのコメントにもあるように、福くんの熱演シーンは必見です。オトナ顔負けの熱演で感涙必至!どうぞご期待ください。
スタッフ
- 脚本
- 大石 哲也
- 伊藤 洋子
- 音楽
- ゼネラルプロデューサー
- 佐藤 凉一(テレビ朝日)
三輪 祐見子(テレビ朝日) - プロデューサー
- 丸山 真哉(東映)
和佐野 健一(東映) - 演出
- 長谷川 康
- 制作
- テレビ朝日
東映
過去の放送リスト
2011年放送/遺留捜査 第1シリーズ
2012年放送/遺留捜査 第2シリーズ
2013年放送/遺留捜査 第3シリーズ
2013年11月放送/スペシャルドラマ 第1弾
2014年8月放送/スペシャルドラマ 第2弾
2014年10月放送/スペシャルドラマ 第3弾