報道ステーションのブログ

海水注水したのは誰の指示とか、中断したとかしないとか、そんな事よりも優先して話し合わなければいけない事が今、山積みなのに、何を考えているのか不思議でしょうがない。与野党は、もっと建設的な話し合いをしてほしい。原発の事故を収束させることが、国民の今の一番の願いなのではないでしょうか。

子供の被曝許容量２０ミリシーベルト撤回を求める福島の親御さん達の報道をしてくださり、ありがとうございます。私は茨城に住んでおりますが、やはり放射線量は平常より高く、子供たちの将来を考えると毎日不安でいっぱいです。避難したほうがいいのではないか、毎日考えております。政府発表の２０ミリシーベルトが危険なのは、誰にだってわかります。なのに、政府は数値だけ出して、あとは何もしてくれません。放射線の低減策も何も教えてはくれません。土の除染をしても、その土を引き取ってはくれません。もっと取り上げていただき、世論・政府・東電を動かせることを期待します。

今日の番組に出演された知日家のカーティス教授が「今は政局どころではない。政治家は国民に甘えるな」と言っていましたが、本当にそうだと思います。『野党は、国会で野次を飛ばしている場合じゃない』と、イライラしている国民も多いはずです。総理大臣を引きずり落とす事よりも、もっとやらなきゃいけない事がある。党がどうというのは、二の次です。日本のこれからを考え、行動する事が第一にすべき事だと思います。

今日、陸前高田市の高田タクシーのことが報道されていました。先日１４日、父の火葬で高田タクシーさんにお世話になったばかりです。これが２１世紀なのかと思うほど、震災以降、車がない人は目的の場所（買い物、火葬場）などに行くには、歩くしかないのが現状です。母もずっと歩いて、父を捜しまわって遺体安置所に行っていたそうです。そんな方々のために、高田タクシーさんには頑張ってほしいです。次回、陸前高田に行くときにはまた利用したいと思います。

ポリオの生ワクチン接種でポリオを発症した男の子の特集をみました。どうして先進国で承認されているワクチンが日本で導入されないのか。早く不活性化ワクチンを導入するべきだと強く思います。わが子は二人ともポリオワクチンを接種済みで、幸い何事もなく過ごせていますが、中には不幸にも発症してしまうお子さんがいることを思うと、胸が痛みます。子どもの予防接種は、次回からより慎重に検討しようと強く思いました。

１３日の放送で、今月末で避難しなければならない飯舘村の９１歳の新聞配達をされているおじいさんの話は感動しました。９１歳で新聞配達でもびっくりしましたが、みんなのために、草履のお守りを老眼鏡なしに作っていらっしゃる姿、原発の事故がなかったら取り上げられない話題ですが感激しました。

原発事故に関する報道ステーションの取材、スタジオでのコメントは切れ味鋭く、細野補佐官へのインタビューも思わず「そこが知りたいの！言いたいの！」とテレビに向かって言ってしまいました。特に、工程表に変更があった場合には正確に発表してほしいと意見されていたこと、被災された方々への補償を早急にと求めてくださったこと、そして、東電に一義的に責任があり、株主への配慮から支援が考えられ、電気料金の値上げが言われるのはおかしいと指摘してくださったことは、ありがたいです。

浜岡原発。全面停止はやむを得ないとは思いますが、私は病院勤務です。病院には自家発電があるとはいえ、かなりの電力を使用します。未熟児の体温管理、心臓をはじめとする様々な手術など。節電すべきことは、かなり行っていますが、それでもかなりの電力を要しています。病気療養にかなりの支障を来すことは免れない、救える命が救えなくなるのではと危惧しています。

中部電力浜岡原発は停止すべきです。東日本大震災における福島第一原発事故で学習しました。想定外の災害は起こるのです。一度起きたら人間の力ではコントロールできない。それが原発事故なのだ。ぜい弱な地盤の上に立つ浜岡原発はすぐ止めるべきです。