温泉と宿の情報

老神温泉「吟松亭あわしま」

周辺

宿や温泉でくつろぐ、そして周辺めぐり。秘湯の醍醐味です。
旅の始まりは上越新幹線、上毛高原駅から。利根川流域の群馬県北部は「奥利根」と呼ばれ、数々の温泉や景勝地があることで知られています。
駅から車で40分。「東洋のナイヤガラ」と呼ばれる珍しい滝をめざします。黒岩山を源流とし、利根川に合流する片品川の中ほど。水が吸い込まれるように落ちる場所が…V字に切れ込んだ岩盤に清流が流れ込む「吹割の滝」です。関東を代表する名瀑のひとつで、国の天然記念物にも指定されています。
滝から川沿いの道を行くこと5、6分。今日の目的地「老神温泉」に到着します。片品川の渓谷沿いに、十数軒の宿が点在しています。
切り立った谷を望む「吟松亭あわしま」。老舗旅館です。敷地内に「あわしまさん」と呼ばれる神社があったことから、そのまま屋号にしたそうです。
客室は和洋折衷で、こちらの6畳の部屋の隣には、12畳半の床の間付きの和室。そして奥にはベッドルーム。これなら3世代の大家族でも、ゆったりくつろげそうです。