今回注目する食材は、山梨・八ヶ岳で採れるきのこ。日本を代表するきのこ料理のフレンチのシェフ・山岡昌治（しょうじ）氏と渡辺裕太さんが、“仙人”とよばれるきのこ採りの“匠”と共に、秋の天然きのこを探す。

2人が訪ねたのは山梨・北杜市、八ヶ岳高原ライン沿い標高約1350mにある“仙人小屋”。店主・大林登さんはその暮らしぶりから、いつしか“仙人”とよばれるようになった人物で、彼が営む“仙人小屋”はきのこをはじめとする新鮮な天然食材を提供する人気店。大林さんの料理を求め、全国各地から客が訪れ、1時間待ちは当たり前という盛況ぶりだ。

さっそく大林さんと共に、山へきのこ狩りに出発した2人。山岡シェフは憧れの人物だった大林さんと共にきのこ狩りが体験できるとあって、大興奮！
渡辺は、意外と過酷なきのこ狩りの現場にビックリする。

3時間かけて山を歩き回った後、採れたばかりのきのこを使って仙人が作ってくれたのは、まさにきのこ尽くし。焼ききのこ、ホイル焼き、天ぷら、きのこ汁などをたっぷりいただいた2人は、それぞれのきのこの香り、うま味、食感に圧倒される！

仙人から和風のきのこ料理でもてなしを受けた山岡シェフは、恩返しの気持ちを込めて、“洋”のキノコ料理を作ることに…！
シェフが使うのはもちろんその日、3人で収穫した天然きのこ。極上のうま味と香りを放つ天然きのこを、シェフはどんな技を使って調理するのか…！？
きのこ採りの“匠”、大林さんをもうならせた、その料理とは…！？