過去の放送

2016年8月13日放送 「岩ガキ」

『天然岩ガキ』ロケ地:茨城県東茨城郡大洗町

今回注目する食材は、夏に旬を迎える茨城県大洗町産の岩ガキ。
そのおいしさの秘密を求めて、素材にこだわった創作料理で高い評価を得ている米村昌泰シェフと、田中律子さんが大洗漁港を訪問。岩ガキ漁の“匠”を訪ねる。

2人が出会ったのは、岩ガキ漁の若き匠・小林英樹さん(38歳)。
港から船で5分ほど、防波堤の近くで漁を行うと知り、2人はこんな近場に天然の岩ガキがいるのかと驚く。小林さんは日々、素潜りしてはカキをとり、また潜る…という作業を4時間ほぼ休憩なしで、たったひとりで繰り返しているという。
その後、船上でとれたばかりのカキをいただいた2人は、大きさと濃厚さに感動の声を上げる。いったいなぜ、大洗の岩ガキはこんなにも身が大きくておいしいのか…!?
番組では、科学的な視点からその理由を調査。大洗産の岩ガキのおいしさの秘密は小林さんが漁を行う場所にも関係があるようだが、はたしてどんな理由が隠されているのか…!?

漁を終えた2人は、殻についた海藻やゴミを削り取る作業をお手伝い。
すると、そこへ地元の老舗鮮魚店の主人・今関雅好さんが、岩ガキの買い付けにやって来た。2人は今関さんが営む料理店で“磯がきの昆布焼き”をご馳走になり、その濃厚でまろやかな味に舌鼓を打つ。

大洗産の岩ガキのおいしさに感激した米村シェフは、新鮮な食材を生かすためにはシンプルな調理法がよいと判断。岩ガキ1個を丸ごと使った、巨大カキフライにチャレンジする。
米村シェフは揚げ方に工夫を重ねて中身を半生に仕上げつつ、通常のタルタルソースとは異なる、辛みの効いた“サマーソース”を合わせて、カキの甘味を引き立てることに…!
外側をカリッとさせながら、中は半生に保つシェフの揚げワザとは…!?
さらに、米村シェフは、大好評だったサマーソースの作り方を伝授!
どんな揚げ物にも相性抜群だという、万能サマーソースのレシピとは…!?

今回のシェフ・レポーター

田中律子(タレント・女優)
米村昌泰(レストランよねむら オーナーシェフ)

地元の匠

小林英樹さん

地元の匠

今関雅好さん

地元の店

「ちゅう心」
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町987
TEL:029-267-5134

今回登場した料理

今関雅好さん
「磯がきの昆布焼き」

米村昌泰シェフ
「天然岩ガキのカキフライ」

『天然岩ガキ』

濃厚な岩ガキの秘密は内臓の大きさにあり!

「海のミルク」とよばれる真ガキに対して、岩ガキは「海のチーズ」といわれるが、実は成分はほとんど同じ。
違いをうむのはうま味たっぷりの内臓のボリュームと考えられる。
真ガキは生まれてから3年〜4年で出荷されるが、
岩ガキには10年を超えるものもある

米村流 万能カクテルソースの作り方!

どんな揚げ物にも相性抜群!
材料をボウルなどに入れ、混ぜるだけで簡単に作れます

[材料] 4名分
ケチャップ    200グラム
ペッパーソース  8cc
ジン       5cc
白ワイン     25cc
 ※おこさまにはジン・白ワインのかわりにグレープフルーツジュースを15cc
西洋わさび    13g
レモン      8分の1