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2016年2月20日放送 「〜長野県小谷村 雪中キャベツ〜」

『酷寒で育つ雪中キャベツ』ロケ地:長野県小谷村

今回注目する食材は、長野県北安曇郡小谷村の“雪中キャベツ”。その甘さの秘密を探るため、KIHACHI創業者の熊谷喜八シェフと女優の藤吉久美子さんが産地を訪れる。

熊谷シェフと藤吉さんがやって来た小谷村は、長野県の西北にある山間の村。2人は、キャベツ作りの匠・坂井昭十さん(80歳)らと出会い、雪の中からキャベツを収穫する作業を手伝うが、雪で覆われた畑で、どこにキャベツが育っているのか、見た目では分からない。地元の農家さんに教えてもらいながら、スコップで雪をどけ、さらに丁寧に手でキャベツを掘り出すという、手間暇かかる作業にビックリする。
小谷村の雪中キャベツが、ほかの雪中野菜と違うのは、収穫後に雪の下で貯蔵するのではなく、根を張ったまま雪の中で育つ点。2人は雪中キャベツのおいしさの秘密を探っていく。
その後、坂井さんの仲間の農家の田原さん宅で夕食をいただくことに。“雪中キャベツの豆乳みそ鍋”“雪中キャベツの天ぷら”など、身も心も温まるキャベツづくしのごちそうに、2人は大喜びする。

素晴らしいもてなしに感激した熊谷シェフは、一晩かけて生産者への“お礼の料理”を考案。翌日に小谷村の住民たちを招いて“恩返し料理”をふるまうことに。シェフが考案したのは、“牛肉のキャベツ包み蒸し焼”。雪中キャベツの甘さを最大限に生かすべく、熊谷シェフはどんな技を使うのか…!?
さらに、熊谷シェフが都内にある自身の店で、雪中キャベツを使った極上料理も披露する。

今回のシェフ・レポーター

藤吉久美子(女優)
熊谷喜八(KIHACHI創業者)

地元の匠

坂井昭十さん(伊折農業生産組合)

地元の店

「古民家ゲストハウス 梢乃雪」
〒399-9511
長野県北安曇郡小谷村中土12965-1
TEL:080-8019-4478
TEL:0261-85-1777

今回登場した料理

田原富美子さん(農家)
「雪中キャベツの豆乳みそ鍋」

田原富美子さん(農家)
「雪中キャベツの天ぷら」

熊谷喜八シェフ
「牛肉のキャベツ包み蒸し焼」

熊谷喜八シェフ
「芯キャベツと棒切り地鶏の温サラダ」

熊谷喜八シェフ
「活オマール海老の特製スパイス焼き」

熊谷喜八シェフ
「帆立貝とたっぷり青葱の包み焼き オリエンタル風」

『雪中キャベツ』

雪中キャベツのおいしさの秘密
キーワードは「丈夫な根っ子」

小谷村では、秋にキャベツが実っても収穫せず、そのまま雪が降るのを待ちます。
雪が積もると、キャベツは凍らないようにと根から養分を吸い上げ、糖分を増して甘くなります。
根は、養分と同時に水分も補給するので、甘いだけではなく、瑞々しくて、芯までおいしいキャベツになるのです。

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