過去の放送
2015年12月19日放送 「アボカド 〜和歌山県・海南市〜」
今回注目する食材は、“森のバター”ともよばれる“アボカド”。和歌山県海南市で国産アボカドを生産している匠がいると聞き、世界的に活躍するパティシエ・氏とIMALUさんが訪問。和歌山で育つアボカドのおいしさの秘密を探る。
シェフとIMALUさんが訪ねたのは、日本はもちろん、和歌山でも数少ないアボカド栽培の匠・橋爪道夫さん。30年前からアボカド栽培を始め、国内産のアボカドを広めた功績から、“アボカドの先駆者”とよばれている人物だ。橋爪さんの作るアボカドには、温暖な土地である和歌山ならではのおいしさが詰まっているという。
2人はアボカドの収穫をお手伝い、アボカドを出荷できるようになるまでに10年以上かかったという橋爪さんから、和歌山で極上のアボカドが育つ理由を聞く。
その後、和歌浦湾が一望できる山の上にある地中海料理の店“ビストロ・ド・セレーネ”へ。地元の食材にこだわるシェフの鵜殿さんは、橋爪さんのアボカドを絶賛しており、アボカドを大胆に焼いた料理を2人にふるまう。はたして、その味は…!?
また、橋爪さんのアボカドに感動したシェフが、感謝の思いを込めて“アボカドのクリスマスケーキ”を制作。スイーツにはあまり用いられることのないアボカドをどのようにケーキに仕立てるのか…!?シェフならではの一流の技とは…!?
- 今回のシェフ・レポーター
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IMALU
(パティシエ)
- 地元の匠
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鵜殿廣幸(うどのひろゆき)「ビストロ・ド・セレーネ」シェフ
- 地元の店
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「ビストロ・ド・セレーネ」
和歌山県海南市下津町塩津575-1
TEL:073-492-4585
- 今回登場した料理
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鵜殿廣幸さん
「ノルウェーサーモンと天然足赤エビの橋爪農園アボカドソース」シェフ
「IMALUのアボカドづくし」シェフ
「アボカドのロールケーキ」
『アボカド』
- 匠のアボカドがおいしい理由
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キーワードは追熟。
普通アボカドは完熟する前に収穫され、1週間後ぐらいに食べ頃になります。しかし熟成の足りないものはエチレンガスにさらし熟成を進めます。これを追熟といいます。家庭でも簡単に追熟する方法を紹介。濃厚でクリーミーなのに、さっぱりした独特の味わいは追熟によって生まれるのです。