過去の放送

2015年7月11日放送 「タコ」

『涼を呼ぶ 酸味で食す極上タコ』ロケ地:神奈川県・横須賀市佐島 / 葉山町

今回の食材は、神奈川県横須賀市にある佐島漁港でとれる“佐島のタコ”。三浦半島は関東のタコの産地として有名で、古くから“西の明石(兵庫)、東の佐島(横須賀)”といわれてきた。
産地を訪ねるのは、元メジャーリーガーで料理好きで知られる田口壮さんと、フレンチと日本料理をベースに独創的な料理を発信している『レストラン よねむら』オーナーシェフの米村昌泰氏。

まず佐島漁港を訪れた2人は、タコ漁の名人・梶谷雄生(かじがや・ゆうき)さん(38歳)と出会う。タコの身を傷つけないよう、梶谷さんはタコ壺を使って漁をしているという。2人は彼のタコ漁に同行! 漁師ならではの豪快料理“窯ゆでたこ”を試食させてもらい、佐島のタコの魅力である“プリプリの弾力”と“濃厚な甘味”を実感する。
番組では、そんな佐島のタコのおいしさをはぐくむ、相模湾の地形の謎にも迫っていく。

その後、2人は葉山町にあるイタリアンの名店『イル・リフージョ・ハヤマ』へ。オーナーシェフの渡辺明さん(41歳)は佐島のタコのおいしさを引き出すため、ある野菜の酸味と組み合わせた極上レシピを披露する。はたして地元の匠が作る、タコ料理とは…!?
対するグランシェフ・米村氏も、タコをやわらかく、かつ甘味とうま味を抜群にアップさせる技を駆使して、絶品のタコ料理を作り上げる…! はたしてグランシェフが繰り出すのは、どんな匠の技なのか…!?

今回のシェフ・レポーター

田口壮(元メジャーリーガー)
米村昌泰(レストラン よねむら)

地元の匠

渡辺明シェフ

地元の店

「イル・リフージョ・ハヤマ」

今回登場した料理

渡辺明シェフ「ナポリ風タコのトマト煮」

米村昌泰シェフ「季節の野菜とタコのサラダ」

米村昌泰シェフ「タコの冷製パスタ」

『タコ』

1.佐島のタコのおいしさの秘密は!?

佐島のタコが棲んでいる岩礁地帯には、伊勢エビ、カニ、貝などタコの大好物が多く、このような贅沢な食事のおかげで身は丸々と太り、美味しくなると考えられています。

2.タコとトマトのおいしい関係とは!?

タコには上品な甘味とうま味、そしてほのかな塩味があります。

タコとトマトを合わせると、トマトの酸味がタコの塩味をおさえ、甘味を引き立てます。

タコの「酢の物」も同じ。
お酢の酸味が、タコの甘味を引き立てていたんです。