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2015年6月27日 「〜福島県・会津地方〜」

『会津のアスパラガスに出会う』ロケ地:福島県会津若松市

今回取り上げる食材は「アスパラガス」。
マラソンランナーの千葉真子さんと、KIHACHI創業者の熊谷喜八シェフが、福島県会津地方を訪ねる。
会津アスパラの特徴は、なんといっても太くてやわらかい。一体なぜ、太くてやわらかいアスパラに育つのか?
2人は、その理由を探しに栽培農家を訪ね、収穫したてのアスパラを試食。
その後、様々なアスパラ料理が食べられるという料理屋さんへ。
生まれも育ちも会津という地元の匠と、グランシェフの技が詰まった極上のアスパラ料理とは?

今回のシェフ・レポーター

千葉真子(マラソンランナー)
熊谷喜八(KIHACHI 創業者)

地元の匠

山内康平シェフ

地元の店

「宿たかや」
福島県会津若松市七日町5-25
TEL:0242-22-2265

今回登場した料理

山内康平シェフ「アスパラのわっぱ」

熊谷喜八シェフ「茹でアスパラガスの卵ソース」

熊谷喜八シェフ「アスパラガスの網焼き 生うに入りバーニャ・ソース」

『会津アスパラガス』

1.会津アスパラのおいしさの秘密 キーワードは「繊維の数」

アスパラの繊維の正体は、「維管束」と呼ばれる管。
実はこの「維管束」、アスパラが太くても細くても、その数はほぼ同じ。
太いアスパラの方が、繊維と繊維の間のやわらかい細胞が占める割合が大きい分、やわらかく感じるんです。
だから会津アスパラはおいしいのです。

2.会津アスパラのおいしさの秘密 会津盆地の気候に理由が?

会津地方は、四方を山に囲まれた盆地で、昼と夜の気温差が大きいため、霧が発生しやすいので、空気中の水分が作物に潤いをもたらします。昼間はたっぷり日光を浴びて早く成長するので、皮が柔らかいと言われています。
こうした会津盆地独特の気候が、美味しいアスパラを生むのです。