過去の放送

2015年5月30日放送 「伊勢エビ〜千葉県・いすみ市〜」

『極上の伊勢エビをはぐくむ房総の海』ロケ地:千葉県・いすみ市

今回取り上げる食材は、千葉県いすみ市大原産の“伊勢エビ”。元オリンピック水泳選手・萩原智子さんと“中華の革命児”の異名を誇る脇屋友詞シェフが、房総の伊勢エビのおいしさの秘密を探るため、いすみ市大原を訪れる。伊勢エビの漁獲量で全国トップクラスを誇る大原漁港。漁師にとれたての伊勢エビを見せてもらうと、いすみ市の伊勢エビは赤色が濃く、ぷりぷりとして肉厚だった。見た目もおいしさも抜群の大原産伊勢エビのおいしさの秘密は房総の海底にあるという。絶品の伊勢エビをはぐくむ特殊な地形とは…!?

今回のシェフ・レポーター

萩原智子(元オリンピック水泳選手)
脇屋友詞(Wakiya一笑美茶樓)

地元の匠

池田征弘シェフ

地元の店

ペッシェ アズーロ 〜青い魚〜
千葉県茂原市町保4-86
TEL&FAX:0475-26-4120

今回登場した料理

池田征弘シェフ「伊勢エビと魚介のブローデット」

脇屋友詞シェフ「伊勢エビの豆乳そば」

脇屋友詞シェフ「伊勢エビの二色の香り炒め」

『伊勢エビ』

1.伊勢エビのおいしさとは!?

エビの美味しさを表現するとき、よく言われる「プリプリの食感」と「甘味」。プリプリの食感は、発達した筋肉のおかげです。また、エビやカニが持つ、あの独特の甘味のもとは「グリシン」という成分。伊勢エビはこの成分をたくさん含んでいるから甘いのです。

2.伊勢エビの天然のマンションとは!?

伊勢エビが住むのは磯根(岩礁群)。房総半島沖には伊勢エビが住むのに適した広大な岩礁群があります。
岩の間に隙間があり、部屋が並んでいるように見えます。それはまるで伊勢エビたちの天然のマンション。
夜行性の伊勢エビは昼間は岩の隙間に隠れ、夜になるとエサを求め岩から出ます。
外敵から逃げる時に使うのがしっぽの筋肉です。
筋肉が発達した伊勢エビはプリプリの身になるのです。