過去の放送

2015年5月23日放送 「湘南シラス〜神奈川県・逗子市〜」

『湘南のシラスに出会う』ロケ地:神奈川県 逗子市

今回取り上げる食材は「湘南シラス」。
京都・祇園の老舗料亭「菊乃井」主人の村田吉弘さんと元スキー・ノルディック複合選手の荻原次晴さんが、神奈川県逗子市の小坪漁港を訪れる。この時期の一番人気は、うま味たっぷりの湘南シラスだという。
2人はシラス漁に同行し、採れたての生シラスをパクリ。
そして湘南シラス料理が食べられるという逗子市のイタリアンレストランへ。地元・湘南の食材を知り尽くした阿川シェフと和食の匠・村田シェフの技が詰まった極上の料理を披露!!
なぜ湘南シラスはおいしいのか!?その秘密は、シラスの形にあるという。その謎を解き明かしていく…!

今回のシェフ・レポーター

村田吉弘(菊乃井 主人)
荻原次晴(スポーツキャスター)

地元の匠

阿川行助さん(「ピッコロ ヴァーゾ」シェフ)

地元の店

「ピッコロ ヴァーゾ」
神奈川県逗子市小坪4-4-7
TEL:0467-24-5858

今回登場した料理

阿川行助シェフ「湘南シラスのリゾット」

村田吉弘シェフ「シラスと山菜の卵とじ丼」

村田吉弘シェフ「シラス蒸し寿司」

『湘南シラス』

1.湘南は「奇跡のロケーション」!?

湘南シラスは、紀伊半島の沖で生まれ、黒潮に乗って、成長しながら東へ移動します。
生まれてから1週間、2〜3cmくらいの大きさになった頃が食べごろ。
それ以上成長すると、骨やウロコが出来始め、食感が固くなってしまいます。
そして、この一番おいしくなる頃に通過するのが湘南海岸の目の前。
漁師にとって湘南は「奇跡のロケーション」なのです。

2.「しの字」に曲がったシラスはなぜおいしい!?

シラスの背中側は筋肉が多く、内臓のあるお腹側の方は筋肉が少ない。新鮮なシラスを茹でると、筋肉の少ないお腹の方が縮むので、しの字に曲がります。
「しの字」のシラスは、新鮮なうちに茹でた証拠なのです。