過去の放送
2015年5月16日放送 「オリーブ牛〜香川県・小豆島〜」
ロケ地:香川県・小豆島
今回取り上げる食材は「オリーブ牛」。元スピードスケート選手・岡崎朋美さんと“つきぢ田村”三代目・田村隆さんが、オリーブ牛を生み出した香川県小豆島を訪れる。2人はまず、小豆島の真ん中に位置する、日本の棚田百選にも選ばれた“中山千枚田”にある「こまめ食堂」で絶品の棚田米おにぎりとメンチカツを試食。メンチカツは肉汁があふれ、肉の甘みが広がる一品。このメンチカツには小豆島特産の“オリーブ牛”が使われている。
“オリーブ牛”はいま料理人の間で注目を集めているブランド牛。
たっぷりと“サシ”が入った肉でもジューシーだが脂身もあっさりとしていて、しつこさがない。
オリーブ牛はその名のとおり、小豆島の名産・オリーブを飼料にしている。実はそこに、おいしさの秘密があるというのだが…!?
- 今回のシェフ・レポーター
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岡崎朋美(元スピードスケート選手)
田村隆(つきぢ田村・三代目)
- 地元の匠
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山下裕啓シェフ
- 地元の店
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「チェレステ小豆島」
香川県小豆郡土庄町鹿島甲1462
TEL:0879-62-5015 FAX:0879-62-5017
- 今回登場した料理
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山下裕啓シェフ「ピラフのローストビーフ包み」
田村隆シェフ「オリーブ牛のすきやき」
田村隆シェフ「オリーブ牛の旬菜きんぴら」
『オリーブ牛』
- 1.“オレイン酸”がおいしさの秘密!?
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牛肉の美味しさを左右する、大事な要素の一つが“和牛香”と呼ばれる牛肉特有の脂の香り。この和牛香に関わるひとつが牛肉に含まれるオレイン酸です。オレイン酸をたくさん含んでいる牛肉ほど、和牛らしい風味を感じるといわれています。
オレイン酸をたっぷり含んでいる、もう一つの小豆島名物・オリーブ。
オリーブを食べて育ったオリーブ牛には、オレイン酸が多く含まれ、お肉が美味しくなると考えられています。 - 2.オリーブ牛の“融点”がおいしさの秘密!?
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オリーブ牛に多く含まれるオレイン酸の融点は約13度。オレイン酸を多く含むオリーブ牛の脂は、融点が低く舌の上ですっと溶けて、さっぱりと食べられます。