過去の放送

2017年1月7日放送 「カブ」

『東京都清瀬市産 宝石のような美しいカブ』
ロケ地:東京都清瀬市

今回注目する食材は、東京都清瀬市産のカブ。素材にこだわった創作料理で高い評価を得ている米村昌泰シェフと浅香唯さんが、そのおいしさの秘密を求めて現地を訪れる。

宝石のように美しいカブがあると聞いて2人が向かったのは、埼玉との県境にある東京都清瀬市。カブ作りの“匠”、小寺正明さん(58)は100年続く農家の4代目。一家総出でカブを育てており、これまで東京都知事賞をはじめ、東京都の品評会で何度も優秀賞を受賞してきたという。
畑のカブを見て、2人は真っ白な美しさにびっくり。さらにとれたてのカブをかじってみた米村シェフは、まるで柿のような甘さに驚愕する。小寺さんによると「カブは美しいほどおいしい」というが、カブの見た目の美しさとおいしさにはどんな関係があるのか…!?

その後、2人は白く輝くカブの収穫をお手伝い。「野菜作りは子育てと同じ」という小寺さんにならって、とにかくやさしく丁寧に作業する。さらに、出荷準備にも小寺さんのこだわりを発見するが、はたしてそこにはどんな秘密が…!?

作業を終えたところで、妻の浩子さん(56)からカブの漬物と、カブの入った焼きもちをごちそうになった2人は大満足!
続いては、米村シェフが小寺さん宅のキッチンを借りて、総勢15人のファミリーをおもてなしすることに…。
シェフが作るのは、もちろん美しく甘いカブを使ったフルコース!
はたしてどんなフルコースが登場するのか…!?

コースの最後に、シェフはオンエア日の1月7日にちなんで、カブを使った“お粥”を提供。極上のお粥に秘められた、シェフの“技”とは…!?
番組では米村流のおいしい粥の作り方も紹介する。

今回のシェフ・レポーター

浅香唯(歌手・タレント)
米村昌泰(『レストランよねむら』オーナーシェフ)

地元の匠

小寺正明(カブ生産者)


今回登場した料理

カブの千枚漬けとみかんと海老のサラダ

カブのビーフシチュー

カブとスッポンの餡かけ粥

『カブ』

見た目の美しさ

植物は動物に食べられないように、自分を守る成分を作り出します。
カブは傷つくと外敵がきたと感じ、アルカロイドなどの成分を分泌する。
分泌された成分は動物も嫌う、苦味・えぐ味の原因にもなります。
カブは少しの傷でも味が落ちてしまうので、美しいカブはおいしいのです。