おはなしリスト

2021年5月15日放送

「この絵6000万円」「おそだアメ」

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「この絵6000万円」

「この絵6000万円」「おそだアメ」

のび太とドラえもんがパパとさんぽをしていると、一台の車がとまり、中から出てきたおじさんがパパに声をかける。そのおじさんは日本を代表する画家の柿原(かきはら)先生で、パパによると先生は昔この近くに住んでいて、パパはそこに絵を習いに行っていたのだという。
 いまはなんと1まい6000万円もする先生の絵だが、パパが習っていたころは1000円でも買い手がつかず、ひどいびんぼうくらしをしていたらしい。買っておけばよかったというパパの言葉を聞いたのび太は、『タイムマシン』で昔に行き、先生の絵を買うことを思いつく。
 ママからおこづかいを前借りしたのび太は、ドラえもんとともに、パパが絵を習っていた時代へ。そして、先生のアパートを見つけると、絵を買いたいと申し出る。よろこんで売ってくれようとした先生だったが、のび太が持っていた現代(げんだい)のお金を、おもちゃのお金だとカンちがい。のび太たちは追い返されてしまった…!
 現代にもどってきたのび太は、スネ夫が昔のお金をコレクションしていることを思い出して…!?

「おそだアメ」

「この絵6000万円」「おそだアメ」

のび太が学校から帰ると、部屋にドラえもんのすがたはないのに、なぜか声だけが聞こえてきたからビックリ! その声によると、これは今から30分前にしゃべったもので、ドラえもんはみんなと空き地に集まって会議を開いているという。
 間に合えば来てほしいと言われたのび太が空き地に向かおうとしたところ、ボロボロになったドラえもんが帰って来た。ジャイアンがリサイタルを開くことになったというので、みんなで集まり、止めさせる方法を相談していたところ、ちょうど通りかかったジャイアンに聞かれ、ボコボコにされてしまったのだという。
 3時間も歌うとはり切っているジャイアンをどうにかしてやめさせなくては…。のび太は考えた末に、さっきのドラえもんの声を思い出す。ドラえもんによると、あれは音の伝わり方をおそくすることができる『おそだアメ』というもので、ひとつぶなめるごとに10分ほど発した声がおそく聞こえるという。
 次の日、リサイタルのじゅんびをするジャイアンに、おそだアメをすすめる二人だったが…!?

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