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2017年5月13日放送岩崎彌太郎“大志”の庭石

三菱グループの基礎を築いた岩崎彌太郎は、坂本龍馬が創設した海援隊の会計係として活躍しました。
少年時代、母の勧めで塾へ通っていた彌太郎。儒学や漢誌などを学ぶなかで出会ったのは、 歴史本に登場する英雄たちでした。そんな彼らに憧れを抱き、勉学に打ち込むようになります。
「いつかは自分も!」
大志を抱いた彌太郎は、庭に石を並べます。形作ったのは、日本列島。家の中から見ると、高知県が太平洋に、つまり世界に向いて置かれていることが分かります。
土佐から世界へ。今も生家に遺された庭石からは、実業家として大成した彌太郎の大志を垣間見ることができます。
訪れた場所
安芸市立歴史民俗資料館
文机や書簡、写真など、岩崎彌太郎ゆかりの品々が所蔵されています。
歩いて20分ほどのところには、岩崎彌太郎生家があります。ここでは、“大志”の庭石も見ることができます。
所在地 高知県安芸市土居953番地イ
電話番号 0887-34-3706
開館時間 9:00~17:00
休館日 月曜日(祝日の場合は開館)
年末年始(12月29日~1月3日)
その他 入館料 一般 300円(団体 200円、共通券 520円、共通・団体 400円 )、中高生 100円(団体 70円、共通券 150円、共通・団体 100円)、小学生 50円(団体 30円、共通券 80円、共通・団体 50円)
・団体割引は20名以上
・隣接の書道美術館との共通券があります。
・土曜日は、小中高生 無料
・身体障害者手帳、障害者手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳所持者とその介護者1名 無料
※展示替え、特別展準備等で臨時休館する場合があります。