Vol.30「競泳二日目予選ダイジェスト」
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23 AM13:30 Reported By 宮嶋泰子
800mソープの水中
解説の高橋繁浩さんと中山アナ
実況を担当するKBC田上アナ
日本記録をマークした藤田選手
日本新をマークするも予選落ちの平野選手

*男子100m平泳ぎ
北島康介選手が1分00秒95の日本新記録
「予選からベストを狙っていた。0秒台が出て準決勝につながるいいレースになった。準決では予選を上回るタイムを出したい。」

今井亮介も予選通過
「予選だったので余裕のある確実な泳ぎをした。それでもタイムはそこそこ良かった。」

*女子50m背泳ぎ
中村真衣選手は29秒00で、6位予選通過
「思ったよりもまったく良くなかった。午後はもっと体が動くと思う。
悪いなかでいかにに泳げるかだと思うので、ここで気持ちを切り替えていきたい。
0.4秒の中に6人なので逆転は可能だと思う。

予選を通過した伊藤華英は「朝早いこともあったが、世界大会初レースとしては満足。準決では決勝進出を目標にがんばる。」

*女子400m自由形リレー
日本チームが3分43秒71の日本新記録をマーク。
永井奉子選手「日本記録とファイナル進出ともにうれしい。予選では8位なので後は上を目指すだけ。」
三田真希選手「自分の泳ぎをするのが目標」
山野井絵理選手「男子がファイナルに残れなかった分、私たちがという気持ちだった。
昨日からみんな言いペースで来ているので、その流れを止めたくなかった。」
源純夏選手「前に泳いだ3人の気迫を感じた。個人的にも朝から良いタイムが出ていたので、ファイナルにつなげたい。」

*今回から正式種目になった男子800m自由形
この予選でまたまた日本選手二人が日本新記録!
藤田駿一選手が、昨日の400mに続いて2度目の日本新!
日本人で初めて8分を切って7分台に突入。6位で決勝に進出を決めました。
「朝なのにこんなタイムが出てうれしい、後半もスタミナ切れはなかった。
同じ組で泳いだ米国のトンプソンをちょっと意識した。決勝ではもっと速く泳ぎたい」とのコメント。

長い間日本の長距離を引っ張ってきた平野雅人選手も日本新記録。
シドニー五輪の後引退を決めていたが、再びこの世界水泳に照準を当てて、トレーニング再開。
今回日本新を出すも、予選通過はならず涙をのみました。

ソープは第四組に登場、7分52秒74、余裕の泳ぎを見せます。
「世界水泳で毎日レースをするのはきつい。しかし、これだけエントリーしているので、気持ちを奮い立たせて
スタッフのバックアップを受けて体調を整えて臨みたい。」
「ワールドレコードをどれだけ出せるかと質問されるが、自分としては記録のことは考えていない。常に自分の泳ぎをしっかりすることだ。」
「昨晩はしっかり休養を取ることができ、リカバリーができた。今日の予選では7分58秒を目標に泳いだのだが、それよりも速かった。」

コーチ談
「イアンは400mを中心にトレーニングをしており、800mや200mはその練習段階で取り入れている種目。
100は選考会で1位になったので今回エントリーしているが、彼のことだから、やってくれるだろう。」
「シドニー五輪は地元と言うことでマスコミなどのプレッシャーも大きかったが、良くそれに打ち勝っていい成績を収めてくれた。
あのときから比べると今はもっと経験もつんでいるし、今年になって世界新記録もマークするなど、ずっといい状態で来ていると思っている。」

昨日リレーで優勝し、400mで世界新記録を出したソープ。
今夜の決勝ではどんな泳ぎをみせてくれるのでしょうか。

この予選の模様はBS朝日で生放送されました。
解説は高橋繁浩さん、実況はテレビ朝日の中山アナとKBCの田上アナでした。  

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