このルーティーンを泳ぎきることができたことに喜びを感じている。

予選のときは中盤からテンションが落ちてしまったので、今日はそれを気をつけて泳いだ。

17年間の集大成にしたいといっていたが、デュエットの内容で井村コーチから良く泳いだと言っていただいたことが一番うれしかった。

本番直前の気持ちはどこかに不安があるが、観客の手拍子のおかげで最後の勇気付けとなった。

今日は楽しんで泳げた。自分が楽しんで泳いで、初めて、この大会が終わると思っていたのでその意味ではとても満足している。

立花さんと私が組ませていただいたから、お互い持っているものが良く違うと言われるんだけれど、いいところを引き出しあいながらと言うのが目的だったので、本当に共同作業だったと思っています。

体格差を越えた金メダルなので、今シンクロをしている日本の選手たちに励みになるといいと思う。

福岡に入ってからも水の感じ方が毎日毎日違っているが、それを井村コーチが毎日チェックしてくれた。福岡にこれまでのすべてが凝縮されていた。

今まで自分の課題ばかり気にして泳いでいたが、今日は二人で何かを作ると言うことに集中した。結局これが我々に金メダルをもたらしたと思う。

ダンチェンココーチとエルマコワに感謝します。

この二人のデュエットが次の五輪には絶対出ると信じています。そして次の次の五輪にも出場するつもりです。

日本の後で、いい演技を見ていい点を見た後は動揺したが、名前を呼ばれた後は集中してできた。

日本の後で泳いで、大歓声の中だった。

心理的にはやりづらかったが、その中でよくその条件の中でがんばったと思う。