そうか。じゃあ、次は櫻井君の素顔!

   
 さわやかな変態(笑)。

   
 言っちゃったー!?

   
 今のはカットで(笑)。

   
 カットで(笑)。

   
 いやでもね、それは、僕の人生におけるモットーと言うか、目指すべき境地なんだよね(苦笑)。

   
 あー、でも櫻井は何をしても爽やかで、何をしても許される気がする。

   
 でも、爽やかなのかな?

   
 うん。爽やか爽やか。そして純朴。

   
 いやらしさがないよね。嫌味がない。

   
 だからこそ、いやらしいことが言えるっていう感じね。

   
 櫻井いま、スーツ着て、ネクタイ締めて「カチ」っていう感じだけど、サッカーするときとかはどうなの?結構人が変わるの?

   
 サッカーするときか。サッカーするときは、人が変わるまではいかないけど、結構、熱くはなるよね。最近、草サッカーをやってるときも、際どいプレーで「おい!」って相手を威嚇したり・・・。

   
 でも、その「おい!」もやさしげな感じなんだよね。

   
 サッカーに関しては、その優しさみたいなのが変な意味で出ちゃうんだよね。ここ一番で相手を蹴落としてボールを奪うみたいなことができなくて・・・。

   
 そう言えば、この間、甲子園決勝のVTRを見たのよ。決勝戦は3人でリポートしたじゃない。あのときの櫻井はホント印象的だった。最初まず櫻井が喋って、その後私が元気にしゃべって、そして佐分がすごく緊張して、強張った顔をしてたのよ。そのとき、櫻井が泣きそうな顔で、不安そうに佐分を見守ってた。「ここでは助けられないけどがんばれ」みたいな。

   
 ありがとね。櫻井君(笑)。

   
 どういたしまして(笑)。石井さんの場合は、放っておいても喋りそうな感じで、「とりあえずマイクだけ向けとけばいいか」みたいなところはあった(笑)。

   
 確かに石井さんの場合はね(笑)。

   
 それから、櫻井って私達の為を思っていろいろ言葉をかけてくれるよね。

   
 私と石井さんのお父さんみたいだよね(笑)?

   
 えっ、それはふけてるっていうことなのかな?

   
 顔は童顔だから。

   
 もう小学生みたい。

   
 写真で櫻井が小学校のときの顔を見たら、ホント今と同じ顔をしてるの(笑)。

   
 前髪が揃ってるからじゃない?オールバックにすれば?

   
 それで純朴さを演出してるんじゃないの。

   
 うん、まあ細かいところなんだけど、これも演出のひとつかな(笑)。

   
 あと、親父ギャグを一日三回くらい言うよね。

   
 三回じゃないよ。もっとだね。

   
 ひとつ披露してよ。

   
 俺、「さあ言って」って言われてもなかなか言えないんだよね。自然な会話の中でギャグを言うのが好きなのよ。一日一笑って言うのが目標で、俺の場合例えばここに、2人いるけど、2人のうち1人笑えば俺の勝ちだからね。いわゆるピンポイント攻撃。でも結局、自己満足なんだけど。

   
 全員にうけなくてもいいんだ。

   
 櫻井君、力技で笑わせようとするよね。例えば言ったギャグが面白くなかったとしても、眼光で「笑え」みたいな(笑)。

   
 でも、それで、佐分さん笑うよね(笑)。
 

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