この時期もふらふらになりながら、トーキング・ハイ?(ランニング・ハイは聞いたことがあるけれど、トーキング・ハイなんてあるのかな)に陥っているのがスポーツ担当の若手たち。
今年は高校野球を担当できるとわかった瞬間、体中の血液がどくどく脈を打ったのがわかったんだとか。高校野球をこよなく愛する5年目川島淳アナウンサーが2年目の富川、進藤両アナウンサーに高校野球秘伝のアレ?を伝授する。マダムキラー3人衆の熱きトーク。

<自己紹介と…>

富川悠太
では、自己紹介させていただきます。最初に、入社2年目富川悠太、国立高校野球部出身です。
大学時代は母校、国立の助監督を4年間やっていました。まだ実況する立場というより、選手や監督の気持ちに近いところにいます。今回、西東京の準決勝で野球の実況デビューをするということで、気合いはいってます。

川島淳
真中のちょっとホストっぽい人間がですね、まあ、野球をやっていたようにはみえないんですが。

進藤潤耶
いやいや(笑)。えー、入社2年目進藤潤耶。今年は「甲子園への道」を担当し、その後、甲子園に赴いて、「熱闘甲子園」のナレーターをやります。

川島淳
入社5年目、川島淳です。進藤と同じく入社2年目に「熱闘甲子園」で、キャスターをしまして、その後2年連続で甲子園に赴いて、熱闘甲子園のナレーションをしました。
 以上自己紹介おわり。さて、本題の高校野球ですが、どうですか?

進藤潤耶
いや、いきなり・・・高校野球の実況はやるだろうなと、去年からある程度予想はしていて、やってたんですけどね・・・しゃべりが得意な方ではないんですよ。それにもまして、あのお・・・・球児の気持ちが・・・あそこまでのめり込んでる気持ちが分からないって言うか、その辺が不安なんですけど・・・・。

川島淳
困るなー(笑)。それが一番大切なんだよ。

富川悠太
でも、進藤は部活ずーっとやってたんでしょ?

進藤潤耶
野球じゃないけどサッカーはね。だから負けた者の気持ちっていうのは、結構分かると思いますよ。高校、大学、強い全国レベルのチームじゃなかったんで、そういう意味では負けたチームの気持ちは、分かるっていうか・・・

富川悠太
そんなとこ自慢しても(笑)

川島淳
勝ったチームの気持ちも一回は勝つんだから分かるだろ。

進藤潤耶
分かりますけど・・・・・、全国に出て注目されてるような選手だと、こっちが気を使ってしまうっていうか、なかなか、話しかけられないとか・・・

川島淳
それは分かる。でも、俺が松坂大輔にインタビューするときはどうするんだっつーの。やっぱりねー、スポーツマインドさえあれば、あっという間にその場所の雰囲気が分かるし、選手の気持ちとかも分かるとおもうよ。
 大切なのは、その選手の気持ちを自分なりにうまく解釈して、どうブラウン管で伝えられるか。特に「熱闘甲子園」の場合は、ナレーターという役割として伝えられるかということだよね。
 甲子園の場合には、球児と一緒のグラウンドに立って、球児と同じよーな表情をして、同じよーに真っ黒に日焼けして、どう自分の中の気持ちを放出できるか。

富川悠太
それだけ熱中していくと、女子高生に人気出るんじゃないですか?

川島淳
うん。サイン書いちゃってたからね。ないっちゅうの、そんなの。楷書で書いてたからね。

富川悠太進藤潤耶
ハハハハ。

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