08/22 アナウンサーの“史上最高の夏休み”！
まだまだ暑い日は続いていますが、
そろそろ夏は折り返し地点を回った感じでしょうか？？
すでにお盆休み、夏休みをとったという方、
週末を楽しんでいるという方。
それぞれに満喫していらっしゃるかと思いますが、
いかんせん、猛暑に豪雨と過酷な今年の夏。
なかなか夏気分に能天気に浸れないですよね…。
それでも、楽しい夏を感じてください！
今回のQ&Aは…
『アナウンサーの“史上最高の夏休み”は！？』
これまでで最も満喫した夏休みを教えてもらいました！
どんなエピソードが飛び出すんでしょうか？？
まずは…島本真衣アナウンサー！
夏休みには、よくフランスを旅しているマドモワゼル・島本アナ。
最高の夏休みは、どんなものでした？？
社会人になってからの夢だった“祖母との二人旅”が叶った夏休みが
私にとっては最高の夏休みです。
祖母と旅行したのは京都でした。
猛暑でしたが日傘をさし汗をかきかきしながら満喫。
鴨川を少し入った裏路地。
水のせせらぎを聞き幾分暑さが和らいだのを覚えています。
散策をしながら
「ランチ、何にする？」と私が聞いたら祖母から
「美味しいお肉食べたいねぇ」との返答が。
８０歳手前の元気な祖母の一言に正直驚きましたが、なんだか嬉しくなりました。
二人で食べたすき焼き＆店先で撮った写真です。
お肉は最強にビッグサイズで、最強に美味でした。
私は完全に“おばあちゃん子”です。
昔から貞子（ていこ）という名前の祖母のことを「テテ」と呼んで
まるで友達のように接してきました。
私の花柄好きもテテ譲りです。
テテは和歌山に住んでいてなかなか普段は会えず寂しいですが、
今はスマートフォンを使いこなしてくれるので、毎日のように連絡をとっています。
最近はもっぱらＬＩＮＥで連絡をくれることが多くなりました。
またテテとの二人旅をして“最高の夏休み”を更新していきたいです♪
大好きなおばあちゃんとの夏休み…素敵ですね☆
私も去年、初めて祖母と二人旅をしたなぁ。
祖母と二人で入った温泉でしてくれた昔話や人生の話、
忘れられない旅になりました。
しかし、貞子さんはラインも使いこなすなんて…
なんてハイカラな！！！
続いて、武内絵美アナウンサー！
武内さんの「史上最高」はどんなものだったんでしょうか！
私の『史上最高の夏休み』
それは、昨年のメジャーリーグ“４日間で４球場制覇”です!!
１日目は、ロスから車で約３時間、サンディエゴへ。
パドレスの”ペトコ･パーク“です。
この球場は外野に砂場があります。
スタンドとフィールドの間にあるので、
子供たちが常にパパママの視野に居て安心ですね。
またベンチの間隔が広く、下は芝生になっているので、
当時まだ歩けなかった息子も気持ちが良さそうでした。
２日目は、
エンゼルスの
“エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム”
チームの逆転を願うお猿さん
“ラリーモンキー”と一緒に観戦しました。
３日目は、
ドジャースの“ドジャー・スタジアム”!!
そして、４日目はシアトルに移動して
マリナーズの“セーフコ・フィールド”です。
この時、イチロー選手は既にヤンキースに
移籍してしまっていましたが、
息子にはＴシャツを着せて観戦。
こんなハプニングもありましたが、
球場内で販売している「アイバース」の
クラムチャウダーが美味しかったです。
ロスを拠点に３球場、そして国内線でシアトルへ。
それぞれ球場は、形状も楽しみ方もまったく違うので、
席に座っているだけでなく、必ず一周歩くようにしています。
今年も２球場制覇の予定!!
コラムでご報告させて頂きますね。
4日間で4球場制覇なんて…なんと贅沢な！
スポーツアナ・武内さんならではの楽しみ方ですね。
家族全員で楽しめる、素敵な夏休みです。
メジャーリーグ、私も観に行ってみたくなりました！
最後にこの方は同じ野球絡みでも、
こんな青春の夏を史上最高として挙げてくれました。
三上大樹アナウンサー！
ずっと野球をやっていたので夏休みといえば灼熱のグランドで野球漬けの毎日。
夏休みに遊んだ思い出はほとんど無かったのですが
『史上最高』となると野球を引退して迎えた大学４年生の夏休みです。
私にはずっと行きたかった場所がありました。
「甲子園」です。
もちろん高校球児時代に甲子園の土を踏めれば良かったんですが、夢は破れ
迎えた学生最後の夏休み。
テレビ朝日の新人アナウンサーは甲子園でのアルプスリポートが最初の仕事ですから
翌年の夏には甲子園に行くことが決まっていました。
しかし、憧れ続けた甲子園初出場が「仕事」で行くというのはいかがなものか。
高校時代、「苦しんで苦しんで耐えたものだけが甲子園に行ける」と教わりました。
高校野球時代のチームメイトで
ABC朝日放送のアナウンサーに内定していた横山太一と意見は一致
そして、自分たちに課した甲子園への道は「自転車でめざす！」という無謀な挑戦でした。
近所のデパートで安売りしていたごくフツーの自転車で、です。
スタートは母校、神奈川県立横須賀高校のグランド、距離にして６００キロの旅。
夏の甲子園開幕とともに母校のグランドから甲子園へ出発。
毎日朝から夜までこぎ続け、寝袋で野宿もしました。
箱根の山越
神奈川から兵庫へ向けて国道１号線をひたすら走り続けます。
並走する東海道新幹線に抜かれるたびに
「あの新幹線に乗れたら、どれだけ楽か・・・」
「なんで、自転車で甲子園なんて目指してんだ・・・」
後悔と自問自答を繰り返し続けて迎えたスタートから７日目の朝。
ついに憧れ続けた甲子園が姿を現しました
無謀な挑戦により満身創痍で辿り着いた甲子園
スタンドに足を踏み入れ
目に飛び込んできた甲子園球場のグランドは
今までに感じたことのない特別な輝きを放っていました。
甲子園の美しさと、ついに辿り着いた感動の涙で
景色が輝いて見えたのです。
甲子園で野球観戦し、旅は終了。
自転車は甲子園近くのリサイクルショップに売却。
朝から晩まで７日間こぎ続けて辿り着いた甲子園でしたが
帰りは新幹線、たった２時間半で帰京。
あまりのあっけなさと新幹線の偉大さを実感しました。
無謀で、何度も後悔した自転車での甲子園への道でしたが
今振り返ると、あの感動は他にはかえられない「史上最高の夏休み」でした。
戦友・横山アナと甲子園にて
また無謀なことをしたもんだ（笑）。
それでもその無謀な挑戦、
夢の甲子園への道、
自転車2人旅、
大学四年の夏…。
すべてのキーワードが青春です。キラキラしています。
唯一無二の夏、一生忘れることはないんでしょうね。
しかし新幹線ってやっぱりすごいね。日本の宝だよ。
今年の夏も、振り返った時に忘れられない思い出を
沢山作っていきたいですね。
夏はもうちょっと。全速力で、駆け抜けましょう！
Ｑ＆Ａコーナーでは、皆様からの素朴な質問を募集中です！
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