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12月16日 スーパーモーニング 『菜々より団子』

夏休み #5(2009/12/9) ★★

2日目の朝、ホテルのドアを開けてみると、
広がっていた世界は、前日と全く違うものでした!

な、な、な、なんと、雪!!!??


 

山が多いせいか、この辺りでよくあることだということで、
実は、夜遅くに猛烈な雪が降っていたそうなんです。
ホッとしたのは、既にピークは越えていたので止んでいたこと。
日中は晴れるという予報で、そのとおりに、
20度くらいまで上がった気温に全て溶けてしまいました。

本当に儚かった雪景色。


こんな南の地域で、10月末に雪に出会えるなんて、
地球の不思議を感じました。

さて、ニューメキシコ州アルバカーキーには
世界一長いロープーウェイがあります!
サンタフェからちょっとドライブして行ってきました。

     

     

     

ちなみに、これら写真は車窓からみた空ですが、
さっきまで雪が降っていたとは思えないほどの晴天ですよね!
同じ日のほんの数時間後なんですよ!


重ね重ね、本当にびっくりです。

さて、ロープーウェイは州内に連なる3000メートル級の
サンディア峰の山々に沿って、麓から頂上まで延びているもので、
その長さ、なんと4.4キロにも及んでいます。


乗車時間は15分ですから、
かなりのスピードを出して上るロープーウェイということがわかります。

もちろん世界一という長さは第一の特徴ですが、
上るときに見える絶景もまた世界一の迫力!
最初のうちは赤茶の砂利の山肌が続き、
上るロープーウェイの後方を見てみても、
砂漠のような景色が続くばかりです。

     

     

     

そのうち、一つ目の山、二つ目の山と進んでいくと、
むき出しの巨大な岩がゴロゴロとした、
刺々しい山肌へとサンディア峰は姿を変えていきます。

     

     

     

あまりに自分たちが高いところにいるため、
大きいだろうと思われる岩の大きさの比較ができなくなってきたところで、
「ちょうど乗っているロープーウェイと同じ大きさの岩がある」
とガイドが教えてくれた岩がありました。
それがこちら!


アップにすると、こんな感じ。


もはや手で握れるのではないか?
と思えるようなサイズの石ころにしか見えないものがそうで、
高所が少々苦手な私は血の気が引きました。


冒険映画で見るかのような巨大なパノラマを堪能して頂上に到着すると、
びっくり、ここにも雪景色が広がっていたんです!


実はロープーウェイで上がってきた反対側が
スキー場になっているということで、
すでに雪が少しずつ積もり始めていたんですね。


父と雪合戦をしてみたり、誰も足を踏み入れていないまっさらな雪に
足跡を付けたりしてはしゃいじゃいました。
やっぱり雪はテンションが上がります!
久しぶりに無邪気になりました。


展望台からの眺望もお見事の一語!
ツンと冷たい風が肌に当たって引き締まる、あの感じ。
空気もきれいで、とてもリラックスできました。



その後、サンタフェ市内に戻り、今度は“支柱の無い”らせん階段を観光。
教会の中にありました。


写真で伝わるかな?
らせん状の階段の真ん中が全くの空洞なんです!!


この状態で、つい最近までミサで使われていたというから驚きです。
木製ですし、特に頑丈に作られているわけではない、この階段。
今はロープできっちりと周りを囲まれ、しっかり保存されていました。

今回の夏休み日記はこれで最後です。
なんとも濃い二泊三日だったと、改めてこの日記に書いていて思います。
ワシントンDCに戻った後も、家族でしばしば写真を見返して、
憧れの地、ニューメキシコに思いを馳せました。

来週からはまた徒然な日常に戻ります!!

 
「スーパーモーニング」のホームページのアドレスは下記の通りです。
http://www.tv-asahi.co.jp/morning/

   
 
    
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