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11月25日 スーパーモーニング 『菜々より団子』

夏休み #2(2009/11/18) ★★

サンタフェの町は、ニューメキシコ州の州都にも関わらず、
800m四方くらいの場所にギュギュっとお店やレストランなどが
集中しています。
観光客にとっては散歩しながら見て回れて、
とても観光しやすい町といえます。

最初に行ったのはサンタフェの教会。


正面玄関に置いてあった像に目を見張りました!
ネイティブアメリカンをモチーフにしたマリア像があったのです!!


実際見ると本当に美しくて、細部にこだわっているんですよね。
伝統衣装を身に纏い、
アクセサリーはネイティブアメリカンジュエリーの代表格、
トルコ石のネックレス。
表情もとても優しくて、何枚も写真を撮りました。

内部も、ヨーロッパの教会とは一風変わっていて、
明るくてアットホームな雰囲気。


 

特に、木製の珍しいイエスキリスト像はかわいかったです。


続いては、いよいよサンタフェの中心にある広場です!
ど真ん中は公園のようになっていて、
毎日住人や観光客で賑わっていました。


公園を囲む四方の三辺は、土産物屋やレストランがありますが、
一辺だけ、何も無い廊下があります。
そこは日中どうなるのか…

ネイティブアメリカンのアクセサリー売り場となるんです!


それは、私がずっと夢にまでみた光景でした。

ここでは、ネイティブアメリカンが手作りのアクセサリー、
民芸品を自分の前に並べ、お客さんと話しをしながら、商売が行われます。


ここは本当に特別な場所で、座れるのは正真正銘のネイティブのみ。
みんな、「自分が正真正銘、ネイティブである」とする
身分証明書が発行されていて、それを持っていないと、
ここで商売をすることができないんです。
また、毎朝抽選会があり、
そこで場所を引き当てた人のみが座れるというもの。
だから、昨日あった商品で、ちょっと迷ったから、考えてまた明日来よう!
ということが必ずしも叶わないんです。
実際に、私が初日にピアスを買った人とは、
その後一度も会えませんでした。
大量生産でもないですし、
「これ、いい!」と思ったら即決することが大事なんですね。


売られていたアクセサリーは本当にどれも見事でした。


これは私が買ったアクセサリーの一部です。


トルコ石を磨いていくところから、銀の細工まで、全て手作りで、
何代にもわたって受け継がれてきた技術だということです。
後ろには一つ一つ、作った人のサインも残されているんですよ。

記念にアクセサリーを買わせてもらったネイティブアメリカンの方々と
写真を撮りました。



ニューメキシコ州には22の部族と19の村があると言われていて、
こういうすばらしい伝統工芸が今も大切にされているんです。

2泊3日の間、毎日この広場に通いました。

今日もきっと、あの廊下では、変わらない景色が広がっているんでしょうね。
そう思うだけで、またサンタフェに行きたい思いがこみ上げてきます。

 
「スーパーモーニング」のホームページのアドレスは下記の通りです。
http://www.tv-asahi.co.jp/morning/

   
 
    
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