サンタフェの町は、ニューメキシコ州の州都にも関わらず、
800m四方くらいの場所にギュギュっとお店やレストランなどが
集中しています。
観光客にとっては散歩しながら見て回れて、
とても観光しやすい町といえます。
最初に行ったのはサンタフェの教会。 |
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正面玄関に置いてあった像に目を見張りました!
ネイティブアメリカンをモチーフにしたマリア像があったのです!!
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実際見ると本当に美しくて、細部にこだわっているんですよね。
伝統衣装を身に纏い、
アクセサリーはネイティブアメリカンジュエリーの代表格、
トルコ石のネックレス。
表情もとても優しくて、何枚も写真を撮りました。
内部も、ヨーロッパの教会とは一風変わっていて、
明るくてアットホームな雰囲気。 |
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特に、木製の珍しいイエスキリスト像はかわいかったです。 |
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続いては、いよいよサンタフェの中心にある広場です!
ど真ん中は公園のようになっていて、
毎日住人や観光客で賑わっていました。 |
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公園を囲む四方の三辺は、土産物屋やレストランがありますが、
一辺だけ、何も無い廊下があります。
そこは日中どうなるのか…
ネイティブアメリカンのアクセサリー売り場となるんです!
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それは、私がずっと夢にまでみた光景でした。
ここでは、ネイティブアメリカンが手作りのアクセサリー、
民芸品を自分の前に並べ、お客さんと話しをしながら、商売が行われます。 |
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ここは本当に特別な場所で、座れるのは正真正銘のネイティブのみ。
みんな、「自分が正真正銘、ネイティブである」とする
身分証明書が発行されていて、それを持っていないと、
ここで商売をすることができないんです。
また、毎朝抽選会があり、
そこで場所を引き当てた人のみが座れるというもの。
だから、昨日あった商品で、ちょっと迷ったから、考えてまた明日来よう!
ということが必ずしも叶わないんです。
実際に、私が初日にピアスを買った人とは、
その後一度も会えませんでした。
大量生産でもないですし、
「これ、いい!」と思ったら即決することが大事なんですね。 |
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売られていたアクセサリーは本当にどれも見事でした。
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これは私が買ったアクセサリーの一部です。
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トルコ石を磨いていくところから、銀の細工まで、全て手作りで、
何代にもわたって受け継がれてきた技術だということです。
後ろには一つ一つ、作った人のサインも残されているんですよ。
記念にアクセサリーを買わせてもらったネイティブアメリカンの方々と
写真を撮りました。 |
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ニューメキシコ州には22の部族と19の村があると言われていて、
こういうすばらしい伝統工芸が今も大切にされているんです。
2泊3日の間、毎日この広場に通いました。
今日もきっと、あの廊下では、変わらない景色が広がっているんでしょうね。
そう思うだけで、またサンタフェに行きたい思いがこみ上げてきます。
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