フィレンツェに滞在した4日間のうち、
1日を使って「ピサ」という町に行ってきました! |
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「ピサ」とは、あの誰もが知っている“斜塔”のある町です!!
フィレンツェの中央にある、サンタ・マリア・ノベーラ駅から
電車で約1時間行くと、ピサ・チェントラーレ駅に到着します。 |
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ここが、世界遺産「ピサのドゥオモ広場」の最寄り駅。
斜塔は、その広場を構成する、一つの観光スポットなんです。 |
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駅から真っ直ぐ20分ほど歩くと、突然、町の中に斜塔が出現します。 |
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垂直な町並みにいきなり斜めの建物が出てくる異様さよりも、
感動の波がまず押し寄せました。
視界に出現した瞬間からシャッターを切りっぱなし。
「本当に斜めなんだ〜」
こんなたわいもない感想を祖母と言い合った気がします。
自分でも驚くくらいその姿に圧倒されました。 |
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私がどうしてもピサに行きたかったのは、
斜塔に実際に上れると聞いたからです。 |
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ただ、上るにはインターネットで事前に予約をする必要があります。
時間の都合上どうしても13時に上りたかったので、
日本からチケットを購入して行きました。
ちなみにインターネットでやるととても簡単ですよ!
案の定、私の行った日は平日だったにも関わらずとても混んでいて、
予約をしていなかったら上れなかったと思います。
斜塔以外にも大聖堂、洗礼堂、納骨堂があり、広場は見所満載。 |
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さらに、横にはお土産を売っているテントなども出ていて、
ちょっとしたお祭りのように賑やかでした。 |
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芝生の部分は自由に出入りでき、
日向ぼっこやお昼寝をしている人がいましたよ!
実際に私たちもサンドウィッチを買って、そこでピクニックをしました。 |
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さぁ、メインのピサの斜塔ですが、高さは55mもあり、
てっぺんへと続く階段は297段もあります!
祖母は80歳を越えていたのでちょっと心配でしたが、
一緒にスタスタと上って、てっぺんの展望台へと行きました。
これには母も私もびっくり。
本当に祖母は元気です! |
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斜塔の内側ですが、もちろん形が円柱なので、階段はずっと螺旋状です。
そして、やっぱり中も斜めなんですね〜
ぐるぐる螺旋を斜めになりながら上っていると段々酔ってきちゃって、
上まで行ったときにはちょっとフラッとしてしまいました。
でも、上からの眺めはさすが! |
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ピサのきれいな町並みと、ドゥオモの彫刻のような素晴らしい外観。
見ているだけでため息が出るほどです。
レオナルド・ダ・ヴィンチも、
こんな空や町並みを見ながら絵を描いたのかな〜なんて
想像しながらしばらくイタリアの風に吹かれていました。 |
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ピサの斜塔は、大聖堂の「鐘楼」だったということで、
頂上にはその鐘もありましたよ。
きっと昔はこの鐘が民衆に時刻を知らせていたのでしょうね。 |
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さて、ピサの斜塔周辺では、
このようなポーズをとっている人をよく見かけます。 |
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これは、まるで自分がピサの斜塔を支えているかのような構図の写真を
撮るためなんです。
ガイドブックを見ると、オススメだと書いてあったので、
私も真似してやってみました♪
するとなかなかのものができたんですよ! |
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半日以上ピサを堪能し、大満足のうちにフィレンツェまで帰るはずが、
実はこのあととんでもない出来事が待ち受けていたんです…
なんと、帰りに、
間違えてフィレンツェと逆方向の電車に乗ってしまったんです!
来るときは駅の間隔が10分くらいだったのに、
ピサからその先の駅までは25分もノンストップで、
間違えたと気がついてからがとにかく長いこと長いこと…
特急に乗っちゃったのかな?
とか、
ローマまでこのまま行っちゃうのかな?
とか、ちゃんと駅の情報板を見ていればわかることまで悩んでしまって、
本当に生きた心地がしませんでした。
結局、電車はピサの次の駅が終点だったため、
そのままそれに乗ってフィレンツェまで引き返しました。
ま、こんなことも、今となっては良い思い出です。 |
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