- 171cm
- 神奈川県横浜市
- 東京女子大学現代文化学部
- 1998年4月1日
- 射手座

抜けるような青空に、
甘い香りの気配だけ、姿は見えぬ金木犀。
どこだ、どこだと辺りを眺め、
香りの主は、オレンジの可憐な君であったかと、答えあわせ。
このところの涼しさに、
忘れゆく夏の酷暑。
来る寒さに、一年もあと3か月かと
気持ちが先走ります。
さて、
先月いっぱいで、2年携わった
BS朝日「午後のニュースルーム」が終了しました。
スタートした時点では、「お昼のNewsAccess」、
半年経って「ごごいち!ニュースキャッチ」、
さらに1年経って「午後のニュースルーム」に衣替え。
装いを変えながらも、
毎日、ニュースや20分を超える特集をじっくり、しっかりお伝えしてきました。
2年間、一緒に歩んできた三反園さんはもちろんのこと、
「午後のニュースルーム」からは、
コメンテーターに月曜日は片山善博さん、
火曜日に下村健一さん、
水曜日は鎌田實さん、崔洋一さん、仲野好重さん、海老原嗣生さん など
多彩な方々にご参加いただきました。
コメンテーターの方々に解説頂くと、
その視点を借りて
ニュースが深まり、奥行きが見える、
ふと新しい面が目の前に広がる。
そんな瞬間は隣にいて、ワクワクするものです。
これぞアナウンサー冥利につきる瞬間でした。
この場をかりて感謝申し上げます!!
1時間のニュース番組に携わっていると、
自分の力不足や勉強不足を痛感し、
そしてああすればよかった、という後悔はつきません。
アナウンサーは往々にして
放送に至る最後の部分をまとめます。
綺麗にまとめること、バランスを取ること、
もちろんこれらも仕事として、とても大事。
でも、
プロデューサーから言われた一言は、胸に刺さりました。
「逃げるな」
体裁を整えることだけに注力するな、と言いたかったのかも知れません。
自分の言葉を発することに、怖がるなという意味だったのかも知れません。
最後の1か月で、ようやく「逃げない」ということの、
あやふやながらも、その姿を、気配を感じたのです。
身に纏えたぞという実感までは、ついぞ行きませんでしたが、
そんな思い、感情、覚悟…
いつか思いもかけないタイミングで、
その答えあわせが出来るかもしれません。
最後に、番組をご覧下さった皆さんにお礼申し上げます。
本当にありがとうございました!

スタッフの皆さんと!
でも左上、写真を撮ってくれた人の指が写りこんでいます…
…いつもバタバタだったこの番組らしい写真だな、と思ったり。
みんな、ホントお疲れ様でした!