- 171cm
- 神奈川県横浜市
- 東京女子大学現代文化学部
- 1998年4月1日
- 射手座

色づいた木々と風に舞う木の葉を見ると、
秋が深まりゆく情緒とともに、
季節が慌ただしく進んでいく寂しさ、
今年も残り少ないという焦り、
そんな感情が綯交ぜになる、11月の後半です。
6月にハーフマラソンを走ってから、
体調を崩したり、夏が暑すぎたりと、
(さまざまな言い訳をしつつ・・・)
丸4か月も走っていなかったら、
あっという間に筋肉も落ちて、
以前より走れなくなっている自分に愕然とする、
秋でもありました。
そんな怠惰な生活を送る わたくしめですが、
今年も残り1か月ばかりとなり、
年初に掲げた「ハーフマラソンを3本走る」という目標を達成すべく、
つい先日「川崎国際多摩川マラソン」を走ってきました。
集合とウォームアップは、等々力陸上競技場。
陸上トラックから観客席を見遣ると、
いっぱしのアスリート気分、気持ちは高まります。
そして、スタート前の自分撮りも慣れてきました。
(いつも一人で参加なもので、、)
ただ今回は、直前の2週間しか走っていないため、
タイムを上げようというよりも、
無事に走り切ろう、という気持ちで。
それにしても、1年前にハーフマラソンを走り始めてから、
練習の大事さを痛感しながら、
毎回、直前の練習ばかり…反省。
4回目の挑戦となる今回のハーフマラソン。
決して早くはないのですが、
走り切るコツだけはつかめてきました。
たとえば、
心拍数を160以下にする。
スタートから5キロまではスピードを上げない。
ピッチを上げるのは12キロから。
14キロでエネルギー飲料補給、などなど。
あくまで個人的な経験に基づく、
全くもって個人的な走り方であります。
ゆっくりとしたペースで、
いつもよりも飽きることなく、疲れることなく。
最後に等々力陸上競技場のトラックを走るときは、
気持ちどころか、足まで軽くなり、
無事に完走することができました。
しかし、想定外は…途中でトイレに行ったこと。
当日の朝、ずいぶん冷え込んだからなのでしょうか、
これで3~4分ほどロスしてしまい、
結果、これまでで一番遅いタイムに…。
「ハーフマラソンを3本走る」という当初の目標は無事に達成したものの、
走り終わってみると、最初に目論んでいた“成長”とは、ちょっと違うのが
今の感想です。
無理をしないこと、
自分のペースを守ること。
この1年、もっと早く走りたいとか、
練習している生活を日常にしたい、とか
「こうしたい」という気持ちがありながら、
怠けては、少し背伸びして、無理をして。
ぐるりと遠回りして、
もとの自分に戻ってきたような、そんな気がします。
結局、
自分らしく、ちょっとずつ、なのかなぁ。
髪を切った耳元に、冷たい風が通り抜ける。
さてさて。来年の目標は何にしましょうか。

仕事で行った仙台。銀杏の葉の、素晴らしき黄金色!