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1月25日 ベジタブル王子、現る。


閑静な白金台の住宅街に、リヤカーをひく青年が一人。

 
鵜澤佳史さん 22才


東京農業大学の3年生。野菜を売っています。

 
葉っぱがついたニンジン!


積んでいる野菜は25種類。
彼自身が農家から直接仕入れた無農薬野菜・有機野菜です。

麗しき若者が、どうしてリヤカーをひいて販売しているのでしょう?
「小さな農家だと、
人手が足りなくて、作るだけで販売まで手が回らないんです。
代わりに野菜の良さを伝えていきたくて。」



野菜の良さを伝え広める、『野菜の伝道師』なんですね。

それにしてもまたどうしてリヤカーで?
「リヤカーでの対面販売だと、消費者のニーズを直接聞けます。
それを生産者に伝えて、作っていただく…うまく回っていくんです。」
小回りのきくリヤカーを使って、
消費者と生産者をつなぐ役割を担っているということですね。

「僕もパスタに入れて食べてみたんですよ」
自分の料理体験も交えてお客様に野菜を紹介。
美味しさと新鮮さに、固定客が増えて、
多い時は1日50軒も回っているそうです。

昔ながらのリヤカーという手段を使って、
農業の分野に新しい風を吹き込んでいく。

これからどんな道を切り拓いていくのか、楽しみになった取材でした。



ありがとうございました。


○おまけ○
何でもやってみたがりな松尾。これも体験。



お、重い…。



あ、重心が後ろに…


どうもコツが必要のようです。

   
 
    
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