取材で訪れた老舗文具店。三田で80年続いています。
94才のおばあちゃんは、こんなことを言っていました。
「この辺りはね、昔は学校がたくさんあって、子供たちが遊びに来ていたんですよ。
でも学校が統廃合でなくなっていったでしょ。
今はあんまり来ないわね。寂しいですね。」
おばあちゃんの話から、
文具券が廃止される背景と、文具屋さんを取り巻く状況が見えてきました。
文房具の種類は、80年前に比べて格段に増えています。
でも文房具を買う人たちは、少子化で減少。
大量購入してくれるはずの事業体などは、
インターネットや大手文房具店を通じて購入するようになり、
小売店を取り巻く環境は、年々悪化、客も減っているそうです。
「一日の売り上げは、恥ずかしくて言えません」
そんな言葉が印象的でした。
小売店自体の減少で、文具券を扱うお店も少なくなっているそうです。
もう役割を終えた−それが文具券廃止のワケ。
でも、日本の文房具は優れていて、性能がいいんですよね!
私も、訪れた老舗文具店で、消せるペンを購入してしまいました。
ちなみに文具店の94才のおばあちゃん、
2月に骨折してしまったものの、お医者さんが治してくれたそうで、
「リハビリよ」と言いながら、ニコニコ受付に立っていらっしゃいました。
おばあちゃんに元気をもらいに、
また、この文具店に行ってしまうかもしれません。
ちなみに、音楽ギフトカードの払い戻しも今月までって…
ご存知でしたか?! |