寿司を握るために爪を短くした松尾です。
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さっぱり。 |
SUSHI…
それは世界が認める日本の料理。
SUSHIに魅了された者たちが、SUSHI CHEFを目指して、ここに集う。
8週間で寿司職人を育てる学校。
一体どんな授業なのか、現場に直行してきました。
先生は、寿司職人歴50年のベテラン。 |
先生と一緒に。 |
イギリス、フランス、オーストラリア、カナダ、ブラジル、中国などから
生徒が集まり、通訳を介して英語で授業が進みます。
中には、この寿司スクールのためにフランスから来日した女性も。
想像以上にピリピリした雰囲気。生徒の本気度が伝わってきます。
1限目は『マグロの握り』。
冷凍マグロの捌き方を全員で見学。
その後、一人ひとりにブロックが分け与えられ、
それぞれが握り用にカットします。
ここで登場したのは、秤!
1枚当たり13gになっているかどうか確認しながら、
厚さが同じになるように練習。
その後、シャリを使って黙々と寿司を握ります。
1,2,3,4,5,6,7手。
山葵を乗せ、ネタを乗せ、握る。滑らかな動き。
作り上げたものを、再び秤に乗せ、また重さを確認。
全部作り上げたと思ったら、
あれ?ネタをはがして、シャリをおひつに戻しました!
作っては崩すという作業を、何十回と繰り返すんです。
おかげでおひつの中のシャリは、山葵で緑色。 |
WASABI RICE!? |
繰り返すことで、握り方を体に叩き込み、覚えさせているようでした。
2限目(10:50〜12:30)は寿司ロール作り。
その後、昼食に自分たちで作った漬け丼を食べて、 |
なんと私たち用にも先生が作ってくださいました。食べかけですみません。 |
3限目(13:20〜15:00)は握りの実力チェック。
3分間で18貫握れるか、そのスピードはもちろん、
ネタの厚さ、シャリの重さ、形が同じになっているか、
厳しいチェックが入っていました。
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お隣のクラスから授業で作った鰯の握りもいただきました。生徒さんは、自分で握った山のような数の握りを食べていました。 |
朝9時〜昼3時まで、週5日、休みなく実技の訓練を受ける彼女たち。
他にも、包丁の研ぎ方、衛生管理の方法、仕入れ、
魚の捌き方、卵焼きの作り方を学ぶほか、
握りのレッスンでは、築地で入る魚のほとんどを網羅するそうです。
寿司職人になるには、寿司店で修業を積むのが伝統的な流れ。
ただ、日本語を喋れない外国人がその世界に入るにはハードルが他界のも確か。
2〜3年食材に触らせてもらえない板前修業と違って、
初日から実技を学べる凝縮した内容も魅力の一つだそうです。
授業料は、8週間コースで85万弱。
安いか高いかは、その人次第?
おまけ↓ |
私が教わりながら作成した寿司(シャリのみ)。進化の過程が見られます…。 |