2018/9/21　哀しいさくら

中村福助さん復帰の9月大歌舞伎を見てきました。

平日の昼間なのに歌舞伎座は大入り！
ファンは待っていたのだなぁと実感。

演目は「金閣寺」。
1757年に人形浄瑠璃として初演された作品です。

脳出血で倒れ、約5年ぶりの舞台でしたが、
将軍の生母、慶寿院尼を演じた福助さんの声には艶があり、
完全復活間近を感じさせる堂々とした演技でした。

そして魅力が際立っていたのが、
鴇色の着物に身を包んだ息子の児太郎さん、24歳。
演じたのは、歌舞伎三姫と言われる難しい役柄、雪姫です。

桜を背景に、
処刑されてしまう夫を想いながら、
何もできない苦しさに悶える雪姫。
本来美しいはずの散りゆく桜すら憎いなんて…
今まで見た中で一番哀しい桜でした。

福助さんは5年前、
歌右衛門襲名直前に病に倒れました。
福助さんが歌右衛門を、
児太郎さんが福助を、
同時襲名する日を楽しみに、
お2人を応援したいなぁと思うのです。
9月大歌舞伎は今月26日（水）まで。
もう少しだけ観るチャンスがありますね。

歌舞伎観劇は幕間のお弁当も楽しみの1つです！
季節を感じますねぇ。

9月25日（火）はよる7時から『林修の今でしょ！講座』3時間スペシャルです。

スタッフの皆さんとお祝い。

先日収録のあった日に、林先生のお誕生日のお祝いをしました。
そして収録を終えて、我が家にはキムチとカニカマが常備されるように…。
さぁ、どんな内容でしょうか？！
楽しみになさってくださいね♪

皆さまよい1週間を。

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