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10月30日 『流転の王妃・最後の皇弟』 メイキング第2弾!

 
いよいよ『流転の王妃・最後の皇弟』の放送日が決まりました!
11月29日(土)夜9時〜(3時間)
30日(日)夜9時〜(2時間半)の、二夜連続放送です。
我々メイキング班の放送も、2日連続、ドラマの前に放送します。

メイキングを見たらドラマを100倍(?!)楽しめるだけでなく、
北京観光がより面白くなること間違いなしです。
さらに!シークレット情報です!
な、なんと、メイキングの中に見なくては損する重大情報が含まれています!!
悪いことは言いません〜。ぜひ見てください〜
放送の正確な時間が分かり次第、報告しますね!

さて、
浩さんと溥傑さんの足跡を辿るため、
我々スタッフは、北京のとある市場を訪れました。
その市場とは・・・

 

北京にある市場

(1)骨董品市場
中国で「市場に行きたい」と言ったら『骨董品』市場に連れて行かれるとか。
我々の訪れた『播家園市場』は、北京で最大の骨董市場です。週末になると、北京っ子たちがこの市場に集まって、ゆっくりと時を過ごすとか。
買えるものはというと・・・水晶、書、絵はもちろん、家具、中国の少数民族のアクセサリーや衣装、生活に使える雑貨類、あらゆるものがあります。「市場には偽物が多い。でも、探せばホンモノもあるんだ。」というのは、中国人のジャンさんの言葉。その『ホンモノ』が安い値段で買えるのだから、宝探しみたいです。

書や絵などは偽物が多いけれど、時計などは本物が多いのだとか。そのホンモノの中のひとつ、壁掛け用の時計や、丸メガネの中には、1920年代、清朝末期、溥傑さんの時代のものもありました。ドラマの中で竹野内さんが使っている丸メガネとそっくり。インタビューで、竹野内さんは「(役作りで)このメガネに助けられた」と言っていました。
溥傑さんと浩さんも使っていただろうその時代の日常品が、ここにはいくつもありました。その時代を思い浮かべながら、ゆっくりと時を過ごすのもいいかもしれません。

 

(2)青空市場
昔から続いている青空市場。浩さんと溥傑さんも、お二人で買い物にいらっしゃったのでしょう。
さて、その浩さんたちも来たであろう青空市場は、朝7時の時点で、活気に溢れていました。どこを見ても、人、人、人ばかり〜

 

その人の海に潜るようにして、ズラリと並ぶ露店を覗いてみると、たくさんの食料品が、剥き出しで置かれていました。
瓜や、ひょうたんの形をしたかぼちゃなどの野菜類、ナツメなどの香辛料、日本で見るものと同じようなぶどうやメロンもありました。スイカはトラックにこんもりと積まれ、エメラルドグリーンのきれいな色をしたアヒルの卵が、大量に台の上に山積みになっていました。割れないのが不思議・・・
乾物屋さんには、人の背丈ほどはあるワカメが、竿にだらりとかけてありました。これは、広告の一種と言ってよいのでしょうか・・・。

スイカを指差しながら「多少銭?(とぅぉ〜しゃぉちぇん?)」と聞いてみました。
すると、500g0.5元という返事が。
まるごと1個=1kgとすると、1個、5元ということになります。
1元=15円なので、な、なんと75円でスイカまるごと1個買える計算です。
その場で切っていただいたスイカは、みずみずしくて、日本で食べるものに劣らな
い美味しさでした。日本では小さいスイカでも1000円近くすることを考えると、
本当に安いですよね。
市場での買い物は、お店の人とコミュニケーションを取るのが楽しくて魅力です。

 

○おまけ○

 

青空市場の広場に、『公平秤』なるものが置いてありました。

1人のおじさんが横に立っています。聞くと、gいくらで野菜を買った後、本当にそのグラムなのか、
高く売りつけられていないかと不安になった人がここに来て、量ってもらうそうです。なるほど、真剣な顔をしたおじさんがネギを秤ってもらいに来ていました。
もしここで不正が明らかになったら、お店のご主人とのバトルが始まるのだとか・・・。

 

→次回は、スタッフと行った、北京の美味しいお店をご紹介。

   
 
    
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