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10月22日 『流転の王妃・最後の皇弟』 の舞台・北京をドドンとご紹介!
『工作人員証』。
ドラマスタッフである証明です。
実在の人物の人生を描き出した、愛の物語、
ラストエンペラーの時代を生きた夫と妻の波乱の生涯・・・。
この秋放送のドラマ『流転の王妃・最後の皇弟』撮影の舞台となった北京に
私・松尾が飛んできました。

ということで、今日から何回かにわたって、
北京のおいしいお店や、遊び方など、
ロケで知った北京の見どころをたっぷりご紹介します!

夕焼けに染まる紫禁城
紫禁城でのドラマ撮影
だ〜れもいない、夕暮れの紫禁城。
赤い屋根が夕焼けを浴びて、ますます朱色に染まっています。
こんな経験、もう二度とないんだろうなぁ、と、
だだっぴろい紫禁城の石畳に座りながら、ぼーっと感じていました。

実は、中止の予定だった今回の中国ロケ。
原因だったサーズも落ち着き、この夏になって急遽行くことが決定!!
スタッフにとって、それに出演者にとっても、念願の北京ロケということになります。

今回ドラマ班は、
あの『紫禁城(故宮博物)』を貸し切るという、大胆かつ壮大なプランに出ました。

撮影が行われた広場。誰もいません・・
ちょうど紫禁城は改修工事中でした

撮影場所は、太和殿へと続く石畳の広場。
数台のカメラが広場をあらゆる角度からおさえます。
それにしても広いのによく声が響くんですよねぇ。
少しの物音も許されないような緊張感の中、

広場に日本人スタッフの声が響きます。
「カイシ〜 ゾウッ!」
それを合図に、散らばっていた中国人エキストラの人たちが動き始めました。
日本語で言う「よ〜い、スタート!」みたいなものかな?
エキストラの皆さんが思うように動いてくれなくて撮りなおすシーンも。
日中2ヶ国語を話せる人が、現場にはかなりいたけれども、それでも、日中共同の制作には言葉の壁もあったのかもしれません。
エキストラの人たち

二人の主役、竹野内さんと常盤さんはというと・・・
撮影中、終始和やかな雰囲気。
撮影の合間に、紫禁城で仲良く太極拳(の真似?)をしていました。

監督が広場に設置されたモニターでチェックします。

ちなみに撮影が終わってからも、北京市内でお買い物をしたみたい。
吹き抜ける穏やかな風に、
中国式の衣装がゆらゆらとなびく姿は、とっても綺麗でした。
今回のドラマは、この『衣装』も見どころなんですが、
これについては、また別の機会にご報告しますね。

壁に塗る朱色のペンキ

ドラマの中で重要な意味を持つ、紫禁城。
その壮大さと、
そこに再び吹き込まれた時代の空気を、感じてください。
観光地としてではない別の紫禁城が、そこにはあるはずです。
紫禁城の映像は、ドラマの見どころのひとつでしょう。

 

○おまけ○
〜ちょっと現実的な話。北京のトイレ事情〜

以前、中国へ貧乏旅行したとき、
ドアがなく、水が流れっぱなしの1本の溝に板が渡っているだけのトイレで、
中にいる人と目が合ってしまう・・・なんて経験がありました。
でも、ご安心ください。
北京ではほとんどのトイレが、個室になっています。
少なくとも紫禁城では個室でした。
ただ、鍵が開いているからといって入ろうとすると、
すでに先客がいて、気まずい思いをするので要注意です。
入る前に『ヨウレンマ?(誰かいますかー?)』と問い掛けるか、
ノックをしましょう。
ちなみに紫禁城の場合は、ティッシュが受付に重ねてあって
無料でもらうことができましたが、
中国では、トイレットペーパーを備え付けていないことが多いので、
自分で持っていくようにしましょう・・。

 

・・・次回は、ロケで行った場所をご紹介!


★流転の王妃・最後の皇弟★
http://www.tv-asahi.co.jp/ruten/

   
 
    
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