前の記事を読む 次の記事を読む  

トップ > パーソナルトップ > プロフィールトップ > エッセイバックナンバー
 
 
6月5日   ワールドプロレスリング実況五銃士の闘魂コラム#140
〜ジュニアの怒り〜

静かな怒りが、沸々と燃え滾っている。
男達の誇りが、打ち震えている。
深緑の季節、新日本プロレス、ジュニアの祭典、
「ベスト・オブ・スーパージュニア」が始まろうとしています。

プロレスにおいて、体重100キロ未満のプロレスラーを「ジュニア」と呼び、
100キロ以上のプロレスラーを「ヘビー」と呼んでいます。

そして、その「ジュニア」にあたる、体重100キロ未満の選手による、
年に一度の最強を決める闘いの祭典が
「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」なのです。

かっては、世界最高峰の闘いと言われるほど
ハイレベルな闘いが繰り広げられていた新日本ジュニア。
その言葉通り、テレビを初め、活字メディアにはジュニア戦士の華やか且つ、
激闘の刹那が躍動していました。
しかし、プロレスが苦境に陥り、
プロレスというスポーツが過去の勢いを取り戻せていない中で、
ジュニアの祭典、「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」の扱いは
完全に勢いを失いました。

しかし、自信を持って、胸を張って言えることがあります。。
活字メディアの扱いは小さくなりましたが、
「リング上の闘い」はいまだ、世界最高峰の闘いを繰り広げています。

金本浩二、獣神サンダーライガーはもちろんのこと、
裕次郎、内藤哲也、田口隆祐といった、
「力才、天才、俊才」がリング上で、躍動する姿は胸を締め付け、
思わず、「すげー!!」と声が出ます。

そして、冒頭の文章がここで「意味」を持ちます。。

十数年前と変わらず、いや、
むしろ進化した闘いを繰り広げている、ジュニア戦士にとって、
今の扱いは悲しすぎます。。。
きっと彼らは、心の奥底で、怒りのマグマを燃え上がらせ、
リング上で昇華させるはずです。
なぜなら、彼らにはジュニア戦士として「誇り」があるから。ら。
5月31日から6月15日までの
「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」
ぜひ、みなさんも近くの会場で観戦してみて下さい。

詳細はこちら↓
http://www.njpw.co.jp/card/index.php?SRNO=99

 
 
    
前の記事を読む 次の記事を読む  

トップ > パーソナルトップ > プロフィールトップ > エッセイバックナンバー