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11月16日   ワールドプロレスリング実況三銃士の闘魂コラム#55
〜実況とは?神戸大会とは?〜 吉野アナが見た10・30神戸


今回はプロレス担当3人が登場します。
古澤アナが考えるプロレス実況から吉野アナの見た新日本プロレス神戸大会。そして、その神戸大会でデビューとなった中村アナの実況後記
3本立てだからこその面白さ、どうぞご堪能あれ!!


10・30神戸大会は何かが変わっていた。
開場前の雰囲気。
選手たちの表情。
スタッフの表情。
それらが確かに変わっていた。
いつもの雰囲気の中で、「殺気」「緊張感」といった張り詰めた空気の割合が増加しているのを確かに感じた。

劇薬「長州力の現場監督復帰」が確かに効いているのである。
当然、試合も違った。
第1試合からメインまで、そこには「ストロングスタイル」が存在した。
この日、長州は不在。
あろうことか、ファイティングオペラに参加していた。
私は、長州力にこの日の興行を見ていて欲しかった。
この日の闘いを見て、長州が何を発するか?心の底から聞きたかった。
そう思った瞬間、気が付いた。
「あ、これが長州効果か!!」
長州に対する反発心、長州に対する意地、このエネルギーが神戸には充満していた。
長州力に「闘魂」を見せつけた新日本プロレスの選手達。
長州という劇薬でもって、蘇生した新日本。
そして、すでに1・4東京ドームのIWGPタイトルマッチも決まった。
「王者ブロック・レスナー対挑戦者藤田和之」

レスナー

これほど早い時期にメインカードが決まるのは、これまでの新日本では考えられなかった。
今、新日本は、現場、フロント、双方で何かが変わっているのは確かである。
今週のワールドプロレスリングで、「新日本の変革」を感じてください。
 
 
    
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