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11月17日   ワールドプロレスリング実況三銃士の闘魂コラム#23
〜11・3両国で見えた未来〜

  11・3両国、そこには感動がありました。
全日本プロレス三冠王者・川田利明と柴田勝頼の壮絶な戦い。
全日本プロレスの頂点に立つ男に対し、柴田勝頼は自分の喧嘩ストロングスタイルを貫き通しました。
柴田勝頼の真っ向から殴り合う闘いは、見ている者の魂を揺さ振りました。
そして、佐々木健介対棚橋弘至によるIWGPタイトルマッチ。

10・9両国で落ちる所まで落ちてしまったIWGP。
そのIWGPの価値を取り戻す、いや、取り戻さなければならなかった闘い。
魂と魂が、激しくぶつかり合った死闘は、見ているものに一つのことを思い起こさせてくれました。
それは、IWGPは最強のプロレスラーだけがまくことのできるベルトだということ。
世界中から集められた強者が、世界最強を競うことで創設されたIWGP。
その創立の趣旨を想い起こさせてくれた二人の激闘に観客は酔いしれました。

長州力 リキラリアット健在

そして、パワーホール全開で入場してきた長州力。
永田を、一時戦闘不能にした「リキラリアット」には、長州力の「想い」が込められていました。

蝶野のシャイニングケンカキックで決着

最後は蝶野正洋がその存在感をしっかりと見せました。
まさかの橋本真也登場もあり、あらためて蝶野正洋の存在の大きさを感じさせ、大会をしめてくれました。
蝶野の、蝶野による、蝶野のための、蝶野正洋20周年記念興行「クロノストリーム」。
11・3両国には新日本プロレスの明るい未来がありました。

橋本が祝福に 蝶野は・・・
 
 
    
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