- 177cm
- 埼玉県さいたま市
- 県立浦和高校→
早稲田大学 - 1992年4月1日
- 天秤座
私にとって初の著書、『「再エネ大国 日本」への挑戦』がついに発売されました!
「再エネ大国 日本」への挑戦
山口豊+スーパーJチャンネル土曜取材班
2月13日発売 1,500円+税
全国の書店やamazonなどで販売
日本は、いま人口減少社会です。1年間で50万人も日本人が減ってしまう社会になったとみられています。そして、温暖化による自然災害も年々激しくなっていますよね。
こうしたなか、これからの日本の主力電源として注目が集まっているのが、再生可能エネルギー(再エネ)です。再生可能エネルギーは、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなど、日本の自然由来の純国産エネルギーです。
この本は、人口減少で消滅の危機に瀕した地域の人たちが、その場所にある自然資源を活かした「再生可能エネルギーの地産地消」を実践することで、地域復活を果たした「逆転のストーリー」を追ったドキュメンタリーです。
再エネは地域復活の源泉になります。なぜならば、地方にある豊かな自然を再生可能エネルギーで活かすことで、電気が生まれ、お金が生まれ、雇用が生まれ、人が集まるという好循環が生まれるからです。
実は、日本が再エネ大国だということ、みなさん、ご存じでしょうか?
環境省によれば、日本には全電力需要の1.8倍もの再生可能エネルギーがあるとされ、その多くは自然が豊かな地方に眠っているとされています。
アメリカの物理学者エイモリー・ロビンス博士は、日本の再エネ潜在力は、あの再エネ先進国ドイツの9倍も存在しているという分析をしています。
しかし、実際には日本での再エネの普及は伸び悩んでいて、電源構成に占める再エネの比率は2018年度に16.9%と欧州主要国の半分ほどにすぎません。
日本のエネルギー自給率は11.8%しかなく、エネルギーの多くを海外からの化石燃料に頼っていて、日本が化石燃料の輸入に払った総額は年間約19兆円にものぼります(2018年度)。
この一部でも、地方に眠る再エネに振り向ければ、国内でエネルギーとお金の大きな循環が始まり、疲弊した地方を支援することができます。それは、いま必要とされる持続可能な循環型・分散型社会の実現につながります。
さらに、再エネは二酸化炭素を出しませんので、温暖化対策にもなるのです。
私は、日本が豊かな自然資源を活かし、自然と共生し、「持続可能な新しい社会」になって欲しいという願いで、この本を書きました。
ぜひみなさま、ご一読ください!どうぞよろしくお願いいたします。