5 戸塚
広重は木の橋の手前の茶屋「古めや（こめや）」に馬をひいた旅人が立ち寄る様子を描いています。「左り かまくら道」という石の道標や石灯籠も見えます。
今、描かれた場所に行ってみると、柏尾川に立派な吉田大橋が架かっていて、交通量はかなり多い状況。 茶屋「古めや」があったあたりは、駐車スペースになっていました。
道標が示していたように、当時も今も橋の手前で道が分かれていて、ここを左折すれば川沿いの道を通って大船経由で鎌倉へと行くことができます。
柏尾川の流れは穏やかで、鳥の姿も見えました。
横浜の郊外で比較的自然が残ってはいますが、周りは住宅、マンションも多く建っています。
