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10月13日 てら散歩  「東海道五十三次」広重のあの絵の場所を訪ねる


4 保土ヶ谷



保土ヶ谷(安藤広重)   

天王町駅前公園(横浜市保土ヶ谷区)


安藤広重は帷子橋(かたびらばし)(当時は新町橋とも呼ばれていた)とその先に見える保土ヶ谷の宿を描いています。
帷子川の流れは1964年(昭和39年)の河川改修工事のため、相模鉄道の天王町駅南側から北側に変えられ、橋の位置も変わりました。
今 天王町駅を降りてすぐ南側にある公園の中、ちょうど旧帷子橋が架けられていた位置に橋を再現したモニュメントが置かれています。



旧帷子橋跡の説明板   

 江戸、日本橋より八里(約31.4Km)

旧帷子橋跡の説明板には
…「新篇武蔵風土記稿」の帷子町(保土ケ谷宿のうち)の項には、「帷子橋 帷子川二架ス板橋ニテ高欄ツキナリ、長十五間、幅三間、御普請所ナリ」という記載がみられます。… 
横浜市教育委員会

とあります。
つまり
「帷子橋は

帷子川に架かる板の橋で欄干付き、長さは約27.3m、幅は約5.5m、幕府による公共事業です」
という記述です。
きっと広重の絵の様な立派な橋が架かっていたんでしょうね。今は、私鉄駅前のホントに小さな公園です。

   
 
    
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