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3月7日 讃岐うどんツアー 2日目

なぜか僕の熱唱(人前で歌うのが大の苦手)で締めくくった
番組スタッフT氏との讃岐うどんツアー初日。
2日目も想定外なスタート。

まずは前日夜の会話から

勝田 『明日の一軒目はかなりの人気店で、かなり並ぶらしいっすよ。
     連休のときは2時間待ったっていう人もいるみたいで…。』

T氏 『じゃあ開店の1時間くらい前から並ぶか!!
    じゃあ7時半に宿を出て、8時に現地着でどう??』

勝田 『いいっすね、じゃあ7時半にエレベーターホールに集合で。』

という会話で、それぞれの自分の部屋(となり)に入り就寝。

気合の入っていた僕は6時半に起床し出発準備。
しかし、となりのT氏の部屋から物音が一切しない……。
“ま、まさか…Tさん寝坊ってことはないよな”なんて思いながらも準備を終え、
7時半にエレベーターホールへ。
5分待ってもT氏が来ない…もしや。
部屋に戻り、内線で部屋に電話。コールが1回、2回、3回…。
僕は“絶対寝てる”と確信しました。
何回コールしたかわかりませんが、T氏が起きたらしく
T氏『ごめん、8時に集合でいい??』

勝田(ちょっと低めの声で)『やっぱり…二度寝しないでくださいよ。』
軽くドスを聞かせたのがよかったのか、
無事に8時に宿を出発することができました。

宿での朝食を抜いて空腹感たっぷりの二人は、
期待に胸膨らませながら一軒目へ。
車を30分ほど走らせると、朝8時半と早い時間なのに、
前方に警備員さんの姿が!!

勝田『絶対あそこですよ。』

T氏『だな。』

近づくにつれ、全貌が明らかに!!
もう駐車場がいっぱいじゃないですか!!さすが人気店。
しかも9時オープンって聞いていたのに、8時半に開店していたのです。


すでにお客さんがチラホラ、みんな何時から来ていたんだろう??

店内では手際よく、美味しそうなうどんや揚げ物が作られていました。


なんともコシが強そうなうどん


写真から食べたときのサクサク感が想像できるでしょ。

で、何を食べたかというとコチラ。


定番の釜玉にちくわとサツマイモの揚げ物。
モチモチっとしたうどんと、サクサクの揚げ物が美味しいのなんの。


朝早いせいか、二人とも美味しさを顔で表現できませんでした。

さすが人気店!!かなり美味しかったです。
連休などには2時間並ぶってのも納得のお味でした。

さあ続いてはというと、
次のうどんをさらに美味しく食べるには、やっぱりお腹を空かせないとね。
ということで、映画『UDON』で主人公の実家として登場した、あの製麺所を見に行くことに。

ワクワクしながら現地に向かった二人。
そして、そこで目にしたものとは!!
な、なんと…建物がなぁーーーーーーい!!
なんという悲しい現実。
大の男二人が言葉を失ったまま呆然と立ち尽くしてしまったのは言うまでもありません。


『うそでしょ??なんで??』と言いながら、
残っていた建物の基礎に近づく勝田。


建物の基礎と記念写真をパチリ。
T氏の寂しそうな顔がなんともいえません。

近所の方に取材したところ、管理(費用・防犯)の関係でやむを得ず、
ちょっと前に取り壊されてしまったそうです。
残念ですね。いい雰囲気の建物だったのに。

ショックを引きずったまま、二人は次なるお店へ。

車を走らせること40分。
到着と同時に目に飛び込んできたのは、満杯の駐車場と長蛇の列。


二人『えっ、これ並ぶの…。』
さっきとは違う意味で言葉を失ってしまいました。

これだけ人を惹きつけるんだから、美味しいに違いない。
そう確信した二人は勇気を出して、行列に加わることに。

並ぶこと数十分、やっと店内に。
二人を迎えてくれたのは、食欲をそそる光景でした。


職人って感じの親父さんが、
美味しそうなうどんを釜の中で遊ばせてます。


うどんを注文し揚げ物など具を決めた後は、
ネギを入れ自分で出汁をかけるんです。

こちらのお店は外で食べている方が多く、
郷に入っては郷に従えということで、僕らも外で食べることに。
外で食べる讃岐うどんって、また格別ですよ。


こんな感じで、行列を横目にモグモグ。
並んでいる人に『お先にいただきます』って感じで、ちょっと優越感(笑)

やっぱり数十分も並ぶお店だけあって、美味しかったです。
出汁の味がしっかりとしていて、関東の人には、特に向いているかも。

そして、帰りの時間が迫ってきている二人。
前日からの5杯の讃岐うどんがお腹を十分に満たしてくれていましたが…。

勝田『時間が少しありますから、もう一軒行っちゃいますか??』

T氏『俺はもうお腹一杯だなぁ…じゃあお店を見に行こっか??』

勝田『え!!見に行くって??』

T氏『お店の前まで行って、お店を見てうどんは食べないの』

勝田『……まぁ、それもありですね。』

ということで、珍しい立地のお店を調べて見に行くことに。

そこで見つけたのが、なんとパチンコ店の駐車場の奥にあるというお店。


こちらがそのお店。ほんと駐車場の一番奥にありました。

で、やっぱりこうなると思いました。
お店を見るだけじゃ満足できなかった二人は、結局食べちゃいました。


お腹が満たされていたはずなのに…。
ここもまた美味しかったなぁ。

もう今度こそほんとにお腹一杯になったところで、帰る時間が。
最後のうどんを食べているとき、
うどんとの別れを告げられたようで切ない気持ちになっちゃいました。
いや〜、ほんとに讃岐うどんしか食べなかった旅でしたが、
やっぱり本場は最高でした。
二人とも、帰りに讃岐うどんをお土産に買ったのは言うまでもありませんね(笑)
古澤アナ・T氏と次なるツアーを企画中ですので、年内にはご報告できるかと。
ではまた。
 

 

 
    
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