去年の秋に番組スタッフのT氏(以下T氏とします)と共に
映画『UDON』を観たときのこと。
映画の最初のあたり(アバウトですみません)に、
おばあちゃんの作った讃岐うどんを店の外で食べるシーンがあって、
それに惹かれてしまった二人の会話から全ては始まったのでした。
勝田 『Tさん、讃岐うどん食べたくなりましたね。』
T氏 『だよなぁ、どこに行こうか??』
勝田 『讃岐』
T氏 『いいね』
上記のように、わずか2ターンで今回の讃岐うどんツアーが成立。
簡単すぎですね。
あれ??
以前HPにアップした、古澤アナウンサーとの鹿児島男2人旅ときっかけが似てるじゃんって思う方もいらっしゃるかもしれませんね。まぁ一緒…ですね(笑)
行き当たりばったりというか…。
で、今回の旅のテーマはもちろん、讃岐うどんを食べる!!
ということで、T氏と交わした約束は“主食にする炭水化物は うどん だけ!!”
以上の決意を胸に映画から数ヵ月後、高松へ飛び立ったのでした。
午後2時過ぎに空港に着き、
お昼ご飯を抜いておなかを空かせた二人が最初に向かったのは、
やっぱり今回の讃岐うどんツアーのきっかけになった、あのおばあちゃんのとこ。
空港から車で走ること40分位??これが結構な山越え。
ナビゲーションに導かれた先は看板も何もない一軒家。
『うそ、ここ??』
不安になったT氏と僕は、隣家の庭先で作業をしていたおかあさんに
『映画に出ていた○○っていううどん屋さんはここ??』
『あー、そうだよ』って、
その看板もなにもない家を指差しておっしゃるじゃありませんか!!
さらに続けてそのおかあさんは
『休みだと思うでしょ、(絶妙な間合いで)ところがやってるんだなぁ』とニコニコ??いやニヤニヤっていったほうがいいかも。
そのおかあさんの話しっぷりを見ると、
僕らのように不安そうな顔をしながらお店の存在を聞いた人が沢山いるんだなとわかりました。
自信を持った二人は早速お店に。確かにおばあちゃんが1人うどんを打ってます。
『す、すみません。うどんを食べたいんですけど・・・。』
すると振り向いた人は確かに映画に出ていたおばあちゃんじゃありませんか。
思わずT氏とともに『あ!!映画で見ました。』
なんともミーハーなリアクション。
おばあちゃんに映画のシーンと同じく『冷たいの??温かいの??』と聞かれ、
注文の仕方も分からない素人二人は『お勧めはなんですか??』と逆に質問。
その答えは『釜玉かな』って。
もちろん、そのお勧めの釜玉を注文。
早速、おばあちゃんは大きな釜でうどんを作り始めます。 |
大きな釜でうどんを遊ばせるよう。
それが美味しく作るコツだそうです。 |
出来上がったのがこちら!! |
待ってました!!自分達で卵を割り完成!!
まさにシンプルイズベスト。 |
この出来上がったうどんを手に、二人は映画のシーンの通りお店の外へ。 |
がむしゃらにうどんを食べる。外で食べるうどんもいいな。
お店の外観込みのうどんを食べるT氏。いい感じでしょ。 |
『いやぁ〜、ホント旨かったぁ』単純だけど、これが二人の感想。
そしてお会計。
おばあちゃん『卵入れた??』
客二人『はい』
おばあちゃん『じゃ、130円ね』
客二人『え--------!!』
なんと一杯の釜玉が130円。この値段であの美味しさ。衝撃です。
なんといい旅のスタート。大満足な二人。
記念におばあちゃんとパシャリ。 |
ご馳走様でした。おばあちゃんありがとー。
右側に写っているのが、先ほどから出てきているT氏。 |
おばあちゃんの優しさ・うどんの美味しさにうしろ髪を引かれながら、
お店をあとにした二人は次なる店へ。
しかし夕方というのもあって、あいているお店を探すのに一苦労。
(うどんのお店はお昼でしまってしまうところが多いのです)
そしてたどり着いた二軒目のうどんがこちら。(長くなっちゃうので、うどんだけ) |
ちょっと写っているはさみで、自分でねぎをちょきちょき切って入れるんです。
お店によってうどんのこし、味が全然違うのにびっくり。 |
うどんに満足した二人は、膨らんだおなかをさすりながら宿へ。
ちょっとお酒飲みつつ、
一日を振り返りながらT氏と二人反省会&翌日のスケジュール確認。
『明日は7時半に宿を出て、8時半からうどんを食べますよ。
人気店だから1時間くらい並ぶのは覚悟ですね』
『明日3杯は食べますよ。』
こんな意気込みを語りつつ、なぜか、ほんとなぜか歌う羽目に。
(僕は人前で歌うのが大の苦手なんです。)
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かなり陽気な方々に囲まれて気持ちよく熱唱。しかもものすごく至近距離で。
でも全く知らない方ばかり。
これが旅のよさ?? |
こうやって讃岐うどんツアーの初日は終わっていきました。
ツアー2日目はただいま執筆中。
近々にアップしますのでお楽しみに。 |