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10月25日 出張報告〜ラトビア便り〜

サッカー日本代表の東欧遠征試合中継のためラトヴィアとウクライナに行ってきました。
試合結果は皆さん周知のことと思いますので、今回は旅の記憶を記すことにします。

ラトヴィアとウクライナ・・・ラトヴィアは去年のEURO 2004初出場で一躍脚光を浴び、ウクライナはイタリア・セリエAのACミランで活躍するFWシェフチェンコ選手が母国の名声を世間に広めていて、サッカーの世界では聞き覚えのある、馴染みのある両国です。しかしながら、その地を訪れるとなると、これがなかなか縁遠いものとなってしまいます。

私も出張でもなければプライベートで訪れることはなかったでしょう。ところがどっこい百聞は一見にしかずです。それまで持ち合わせていた両国に対する情報では到底想像などつかないほどに、そこには素敵な街並みがありました。中でも特に印象が深く、もう一度プライベートで訪れてみたいと思えたのはラトヴィア。ラトヴィアよかったですよ〜!!
何がいいって、まずビールが旨いんです!エストニア、ラトヴィア、リトアニアから成るバルト三国の真下にはビール大国・ドイツがあり、あの上質な泡と深い味わいがそのまま届けられているのです!ということで1枚目の写真はビール。乾杯!く〜っ、旨いね!!

ドイツに近いことからビールが最高に旨い!

食事は豚肉とライ麦パンを中心としたご当地のほかに、イタリアン、フレンチはもちろん日本食も食べられます。お寿司はラトヴィア人にもウケがよく、人気を集めていました。
あっ、そうそう、決して旅行気分で物見遊山が主目的だったわけではありませんからね!
あくまでも仕事、仕事の合間には「こんなここともありました」的なものですよ、はい。

それから、街並みがとっても素敵でした。格調高い装飾が施された建物に石畳の路地など古き良き時代の面影が残るたたずまいと花や緑が創り出す空間は、メルヘン世界を思わす大変心地よいものでした。ちなみに、首都リガはバルト三国最大の都市で、昔から貿易で栄えた港町。車を走らせればバルト海に辿り着きます。そんな首都リガは港町つながりで神戸市と姉妹都市提携をしているんです。中心部の公園には神戸市から送られた時計台がありました。

格調高い建物。古き良き時代の香りが漂います


女性が喜びそうな可愛らしい景色

ラトヴィアの公用語はラトヴィア語ですが、ホテルやレストランなどは比較的英語が通じコミュニケーション面での不都合はさほど感じませんでした。
物価は、食料品や生活雑貨などは日本より安い印象。ただブランド品などには大きな差はみられませんでした。
現地の方の話では、ラトヴィアの上に位置するエストニアはより緑が多く街並みもまるで映画の舞台となりそうなほど素敵なんだそうです。皆さん、バルト三国、要チェックかも!

移動にはトラムが便利

最後に試合が行われたスコントスタジアムの様子。
ここをホームスタジアムにしているFCスコントというクラブは、なんとラトヴィア国内リーグで14連覇中!この連覇記録は世界記録にもなっているんですよ!すごいね〜。
中継で実況を担当された角澤アナと試合前々日にラトヴィア代表練習を取材しました。
ウェルパコフスキス、ゼムリンスキス、ザクレセフスキス・・・選手の名前を覚えて、更に顔と名前を一致させるのは至難の業。さぁ、ウェルパコフスキスって5回言ってみよう!

実況を担当された角澤アナ。相手国も入念にチェック

日本代表戦は、ラトヴィア代表の英雄・ゼムリンスキス選手の代表引退試合となっており現地のポスター、新聞紙面にはそのことが大きく扱われていました。

現地で作られた試合用のポスターを発見!

お世話になったコーディネーターの斉藤さんと一緒に
   
 
    
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