前の記事を読む 次の記事を読む  

トップ > パーソナルトップ > プロフィールトップ > エッセイバックナンバー
 
 
9月24日 子育てはシンケン勝負

5年前―私は若かった。
当時生後2ヶ月の乳飲み子を抱え海外旅行に出かける
という暴挙(?)に打って出ていたのです。
その証拠がこれ。


生まれてすぐ取得した長女のパスポート。
これを5才まで使ったんだから、
税関の人も本人だかなんだか確認しづらかったでしょう。
余談ですが、こんなことがあるもんだから
子供のパスポートは10年物はなく5年物だけ…っ
てな話をつい最近番組で取り上げたばかり。
子育てが放送に役立つ瞬間って実は結構あるんです。


さて5年経って私は3児の父となってしまいました。
アナウンス部では中山アナに並ぶトップタイの少子化担当主任(?)
長女、長男、二女の順に授かったのですが、
定説どおり女の子は育てやすいようです。
長女なんて3才にもなると「おやすみなさい」とペコリとお辞儀をして、
ひとりで勝手に寝てしまう。
何でも自分でやる。手が掛からない子です。
それに比べて下の男の子(現在3才)ときたら…
トイレトレーニングは長女のようには全くもって上手くいかない。
だからといって「こらっ!」なんて叱ろうもんなら
魂が抜けたような顔をして
「だって…だって…
  お父さんがテレビ見てたから言えなかったんだもん…」
と蚊の鳴くような声で人のせいにする。鼻もかめない。
教えようとすると泣く。て、手強い。
自分もこんなんだったのかなぁ、
と思うと逆に愛おしくもなったりするのですが。

驚くのは男の子の執着心の強さ。
息子は「侍戦隊シンケンジャー」という戦隊ものを心から愛していて、
特にシンケンレッドが大好きなので、
一時期赤い服しか着てくれませんでした。
数点の赤い服ばかり着すぎたためどれもヨレヨレ。パンツも赤。
先日行われた総選挙の投票所でもらった風船も
当然赤をセレクトしていました。
この"こだわり"が将来いい方向で活きるのではないか、
と親バカとしては妙にポジティブに考えるのですが…。


「赤点ばかりとるようになった」
というオチがつかないよう祈るばかりです。
 

 

 
    
前の記事を読む 次の記事を読む  

トップ > パーソナルトップ > プロフィールトップ > エッセイバックナンバー