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9月24日 9.23 巨人V3!


報道ステーション取材中、武内アナ 実況担当、大西アナ

行ってきました!東京ドーム。
そう、シルバーウィーク最終日の巨人対中日、優勝決定戦。
直接対決ですので、巨人が勝つか引き分けで、
あのV9以来となるセ・リーグ三連覇が決まります。

巨人は6連勝中。
8月末までは2.5ゲーム差の攻防を繰り広げていただけに、
まさか巨人ファンでさえも、こんなに早くマジック@になるとは思っても
見なかったでしょう。


14時、試合開始。すでに超満員。


一塁側通路も立ち見のファンで一杯。私が見た中でも過去最大級。

大西アナは最後の一球実況のために、
一回からヘッドセットをつけてスタンバイ。
テレビ朝日の放送ブース内もいつもとは違う緊張感に包まれます。


2回、巨人のチャンス!
実は最後しか使われなくても、ずっと実況はつけているんですよ。

試合は2回に、このところ神がかり的な打撃を見せる谷が
豪快なホールランを放ち巨人が先制。
さらに4回には今シーズン、全試合4番を務めるラミレスが
30号の大台に乗せるアーチを掛ければ、
どう見てもバントが得意そうでない、先発オビスポが
セカンド前に鮮やかなプッシュバントを決めるなど、
チームの勢いの差を感じさせる展開。


大の巨人ファン・小松アナはお忍び観戦。誰と来ていたの?

目の前での胴上げは阻止したい中日も、5回表、
39歳ベテラン谷繁が配球を読みきったフルスイング。
昨日のドームでは少数派となってしまった
中日ファンの待つレフトスタンド上段へのスリーランで1点差に!


このあたりで夕方ニュース用に編集スタート。

それでも、球場のほとんどを占める巨人ファンの地鳴りのような
歓声を背に、巨人は7回裏にまたもラミレスのタイムリーで
貴重な追加点を奪うと、
8回は越智、9回はクルーンがマウンドに上がり、
試合はいよいよあと一人に!


9回ツーアウト。異様な雰囲気に包まれます。

そして、
午後4時44分、ついに!


両手を突き上げたクルーンに駆け寄る、巨人ナイン。
33度目のリーグ制覇の瞬間!

現役時代の背番号と同じ8回宙に舞った原監督は、
勝利監督インタビューで、ルーキー時代、
恩師である故藤田元司監督を初めて胴上げした日がくしくも
9月23日であることを向けられると、
感極まり、零れ落ちそうな涙をこらえていました。


胴上げ8回というのは誰かが事前に決めていたんでしょうか?


セ・リーグで三連覇を成し遂げたのは、
あのV9の巨人以来、実に36年ぶりの快挙。


ライトスタンドだけでなく、球場中がオレンジ色に染まりました。

『ペナントレースは重要なタイトル。しかし目標は日本一』
そう会場のファンに約束した原監督。

2002年以来の日本シリーズ制覇なれば、
今度は何回宙を舞うのでしょうか!?


長嶋終身名誉監督も『V9時代よりも強い!』と絶賛。
   
 
    
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