わたし、居酒屋って大好きです。酒も好きですが食べるのも好き、しかもグルメじゃないので「安くて大量」というのがお気に入りなのです。ということで、チェーンの居酒屋や独立系の居酒屋など、どんな店でもノレンをくぐります。
新年も一ヶ月が過ぎ、いつものように、高校・大学時代の友人たちと「呑もう！」ということになりました。場所はみんなの家の真ん中をとって新宿。条件は「安くて大量」、つまり居酒屋です。

いつもは、これにホッケや焼きそば、軟骨唐揚げが加わります。

ところがメンバーの一人から注文がでました。それは…「寿司食いたい」。確かにいつもの居酒屋定番メニューでは面白くありません。わたし、探しまくりました。でも寿司がメニューに載っている店が見つかりません。
その時いつもの店が電話の向こうで「寿司、握りましょうか？」とのこと!!これには驚きました。だってその店は、新宿アルタから徒歩3分、地下一階にある薄暗い「ザ・居酒屋」だからです。こんな個人の注文に本当に応じるのか？と思っていたら、さらに「中トロもいれます？」とのうれしい言葉。文句無し、即決でした。

寿司の到着を目前にして、表情にも緊張感が漂います。

一抹の不安をおぼえつつ、そして少しワクワクしながら寿司の登場を待ちました。その間、生ビール２杯、お好みマヨネーズ・韓国風鳥のササミ・モズクが私の腹を満たしていきます。

どうだっ！これで不満を言ったらバチが当たるぞ!!

…待つこと３０分。来ました！私の、私たちの、お目当ての、恋焦がれた特注握り寿司が!!どうです、この新鮮なネタ、大量のシャリ。決して若くはない40才目前のおじさん達の腹には十分過ぎる量です。これで一人前が1575円。
ひとつ失敗は、値段の交渉をしていなかった事です。できれば、一人前を1200円くらいに抑えたかった。細かい話ですが。

あとは気持ちよく酔うだけ。ホッひと息、思わずガッツポーズです。

寿司も無事到着し、元若者達も大満足。時間とともに、ビールは芋焼酎となり、子育ての話は仕事の愚痴となり、夜は更けていきました。

2次会の場所は新宿アルタの裏あたり。ビルの8階です。

その後、場所は移って2次会に突入。前の店より少し明るい雰囲気ですが、ここも居酒屋。壮年パワー満開の店です。いつのまにか時間は過ぎ、4人の愚痴も出尽くしたところで、それぞれの家庭に戻ることとなりました。新宿駅まで夜風にあたり、改札口を入ったところで解散です。
本日の値段は２軒合わせて、ひとりピッタリ5000円!やっぱりストレス解消とリラクゼーションには「酒」ですね。ああ、我が友、酒よ！大満足の4時間でした。