村上祐子さんと私は「やじうまプラス」で月曜から金曜まで毎日いっしょに仕事をしています。２時間の放送中は隣の席です。準備をしている時も隣の席です。ついでに反省会でも隣の席です。計算すると毎日５時間も隣同士なわけです。
ところが！おんなじ映画を観ても、受け取り方はまったく違う！！
村上さんの感性に敬意と脅威を感じつつ、その「違い」を以下に記します。

いつも番組ではこんな雰囲気です。

『バランス良く食べる。
バランス良く生きる。
「食」とは、生き方そのものだ。
自戒を込めて。』

…という感想を村上さんは持ったようですが、私の場合は…

『食う！
絶対、食う！
俺もハンバーガーを食ったる！！』
…というものでした。

わたしの好きな食べ物は、まずチャーハン、そして焼き鳥、次にくるのがハンバーガーです。さらに言えば「美味しい」より「大盛り」を優先することにしており、つまり「質より量」がポリシーなのです。
そんなわけで、30日間もファストフードだけ、しかもスーパーサイズを断らないという内容の映画は、私にとって夢のような話なわけです。

私の大食い振りは、パーソナルページのバックナンバーと動画で！

映画館に入る時は期待でワクワク、出る時は大満足で胸はドキドキと高鳴っていました。頭の中はハンバーガーやフライドポテトが渦巻いている状況だったのです。

こうなったら、とる行動はひとつです。翌日、題材となったファストフード店に出向きました。「当日」ではなく「翌日」になったのには理由があります。その「翌日」の午前中は人間ドックだったからです。
お腹の中にバリウムが沈殿している身ではありましたが、とにかく好きなメニューを好きなだけ注文しました。

購入したのは　……　二重特大ハンバーガー・399円、定番大ハンバーガー・262円、定番二重チーズハンバーガー・231円、魚ハンバーガー・199円、揚げジャガイモLサイズ・304円、定番炭酸ジュースLサイズ・210円。セットにしたものもあるので、値段はおよそ1500円でした。

でも腹は出ていません。腹筋割れています。念のため。

我が家の居間の床いっぱいに彼らを広げて、ひとつひとつに感謝を込めながら、胃の中におさめていきました。そして、最後に炭酸ジュースの氷をガリガリし、私の至福の時は幕を下ろしたのです。

食べ終わっての正直な気持ち。
『ファストフード万歳！明日はラーメンとチャーハンだ！！』