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9月28日   ワールドプロレスリング実況三銃士の闘魂コラム#129
〜タイムリミット〜

ヤクルトの古田敦也選手兼任監督が現役引退と監督の辞任を発表した。
成績の不振と気力、体力の限界だと涙を流しながら、会見で話していた。

パイレーツを解雇された桑田真澄は現役続行を目指して右足じん帯の手術に成功。
笑顔で来シーズンへの希望を語った。

新日本プロレスでは「レジェンド軍」の勢いがとまらない。

「革命戦士」 長州力
「黒のカリスマ」 蝶野正洋
「怒りの獣神」 獣神サンダーライガー
「孤高の侍」 越中詩郎
「闘う金太郎アメ軍団」 ストロングマシン
プロレス界の歴史を創ってきた男たちが再び終結したのだ。
言ってみれば『ウルトラ兄弟大集合』みたいなものか?こ
れはファンとして面白くないわけがない。

 
革命戦士最終章                   カリスマは何を想うか


いくつになっても『やってやるって!!』

会場でもファンの支持は圧倒的。
レジェンド軍は一人ずつ自分のテーマ曲にのって登場するそうだ。
この時点でファンのハートをがっちりつかむのは想像に難くない。
ファンの声援を受ければ自然と体も良く動く。
人気だけでなく結果も出しているのはそんな部分も、影響しているに違いない。
肉体を支配するのは精神。
今レジェンド軍はレスラーとして第2のピークを迎えているのかもしれない。

だからといって懐古趣味に走っていても、新日本プロレスに未来はない。
「過去の遺産で喰ってんじゃねぇ」とか「温故知新なんてくそ食らえ」という。
他のレスラーの反骨精神があってこそリングは面白くなる。
たしかに今はレジェンド軍がいることでリングに光が当たっているのかもしれない。
そんな中で、彼らに当たっている光を横からぶんどるぐらいの強烈な個性が
「一刻も早く」出て来ればいいと思う。
彼らに向かっていつまで光が当たり続けてくれるのか誰にも分からないのだから・・・。
   
 
    
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