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6月26日   ワールドプロレスリング実況四銃士の闘魂コラム#121
〜リングの輝き〜


リングは時によって、様々な輝き方をする。

歓喜あふれる勝利の瞬間には光があふれ出すように。
情念のこもった闘いの時には鈍い光を放つように。

そして光はすべてのレスラーに平等に降り注ぐのではなく
すばらしい闘いをするレスラーにのみ収斂(しゅうれん)する。

今シリーズの新日本プロレスでは
「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」が行われている。
14人のジュニア戦士たちが頂点目指してリーグ戦を闘う
プロレス界でも大きな注目を集める大会だ。

ある者は連覇を目指し。
またある者は自分をアピールする好機と捉える。

ベテランも若手も。
生え抜きも外敵も。

ただひたすらに己の持てる技を駆使し
自らの肉体をぶつけ合うのだ。
ただひとつ
「自分が最高のレスラーである」ことを
証明するために。

この時期のリングの輝きがまた格別である。
闘いのオーラを身に纏い輝きを放つ漢たちの
光のシンフォニーを見逃さずに、酔いたい。



  ここ後楽園ホールのリングでは、スーパージュニアの決勝が行われます。
   
 
    
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